大阪大学 中国文学研究室の歴史は比較的浅く、
1992年に設置された比較文学講座が、文学部改組にともなって、
1995年4月に比較文学専修と中国文学専修に分離されたことに始まります。

当初から深沢一幸言語文化部(現・言語文化研究所)教授に併任としてご協力いただいていましたが、
開設当時は福島吉彦教授がおひとりで専攻をきりもりされていました。

その後、96年10月に浅見洋二准教授(現・教授)が山口大学より着任し、
99年3月に福島教授が定年退官、 2000年10月に高橋文治教授が追手門学院大学より教授として着任して、
現在は浅見教授、高橋教授のお二人が、研究室の運営に当たられています。


深沢一幸教授は、唐代の詩歌を中心とする中国文化論、
浅見洋二教授は、唐宋の詩論を中心とする文学論、
高橋文治教授は、元明の白話文学を中心とする文体論を、それぞれ研究テーマとし、
古典学の立場から研究・教育の現場に臨まれています。

また近年、大学院生や修了生とともに、大阪大学中国文学研究室編として
『成化本「白兎記」の研究』(汲古書院)
『中国文学のチチェローネ ―中国古典歌曲の世界―』(汲古書院)を刊行しました。
これらの書物は、研究室内で行われている演習や研究会の成果です。