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 このページは、大阪大学グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学」におけるリサーチ・フォーカス「横断するポピュラー・カルチャー」研究プロジェクトの活動と、文学研究科「国際現代文化研究ハブ」に関する情報をお知らせします。 (更新日2011/4/11)

 
横断するポピュラーカルチャー:新ページのお知らせ2011.4.11

 横断するポピュラーカルチャー研究プロジェクトの新しいホームページが誕生しました。
 『横断するポピュラーカルチャー・新情報ページ』へ。

 当GCOEプログラムは、2011年度、最終年度を迎えました。2011年度以降の情報に関しては、ブログ形式の上記新ページにて発信していきます。リンクの変更等、よろしくお願いします。
 このサイトは、アーカイブスとして、これまでの活動の記録、各種報告用に、今後も継続して公開を続けます。現状、未整理で読みにくい状態が続いてますが、読みやすく編集する予定です。しばらくお待ちください。


第4回「横断するポピュラーカルチャー研究交流ワークショップ」開催(終了しました。)
 以下の日程で研究交流ワークショップを開催します。このワークショップは、広い意味でのポピュラーカルチャー(民衆文化、民俗文化、社会運動と表現など)に関する研究や実践活動を行っている方々に参加を呼びかけ、発表・討論・交流の機会を設けるために開催します。研究領域や立場の違いを越えて、幅広く議論ができるようなワークショップにしたいと考えております。詳しくは、リンク先をご覧ください。
開催日 2011年3月5日(土)
12:30〜17:00頃
会場:大阪大学豊中キャンパス 文学研究科本館 中庭会議室

 研究交流ワークショップの詳細スケジュール、会場の案内、および、ディスカッションペーパーなどを、掲載した特設サイトを作りました。参加希望の方は、以下の「第4回横断するポピュラーカルチャー研究交流ワークショップ・特設サイト」をご覧ください!
へ行く。

第1部 現代文学を「読む」〜星野智幸『俺俺』2010を題材に
報告者
シン・ジョンミョン(大阪大学大学院文学研究科博士後期課程)
東園子(大阪大学大学院人間科学研究科助教)
古川岳志(GCOE特任助教)

 星野智幸『俺俺』を課題図書に、3人の報告者がそれぞれの「読み」を紹介します。いわゆる文学評論の対象として「読む」のか、あるいは、現代社会を映し出す資料として「読む」のか、ポピュラーカルチャーとして「読む」のか。読み方は、報告者・参加者の自由に任せています。一つの作品を真ん中に置くことで、研究分野・専門の違う者同士での新しい議論の場が作れないか、という実験的な試みです。

 *決して義務ではありませんが、『俺俺』を事前に読んできた上で議論に参加していただくことをおすすめします。


第2部 「ポピュラリティ」を考える

報告者
太田健二(龍谷大学ほか非常勤講師)
藤田智博(大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程)
永岡崇(大阪大学大学院文学研究科博士後期課程)

 「横断するポピュラーカルチャー」というとき、それは「ポピュラーカルチャー」のなかの横断する種類のものを指しているのか、それとも「ポピュラーカルチャー」とはそもそも斉しく横断するものなのだろうか。あるいは、「ポピュラーカルチャー」なる領域を前提しようとするとき、研究者はすでにポピュラーなものを取り逃がしてしまっているのだろうか。  研究者がポピュラーカルチャー、あるいはポピュラーなものを分析し、記述しようとするとき、そこでは何が起こっているのか。具体的な事例に即して、ポピュラーなものと向き合い、書きついでいくことの意味と可能性を考える。
ポピュラーカルチャーと社会運動に関する国際研究ワークショップ「大衆の主体化と文化の政治学」@スユノモN 開催(終了しました。)

 2011年2月24日、25日
 この二日間にわたり、韓国ソウル特別市の「研究空間・スユ+ノモN」において、上記タイトルの国際研究ワークショップが開催されました。
 ハングル版の告知文は、以下のサイトにあります。ご参照ください。
 http://nomadist.org/xe/87427

横ポゼミのお知らせ
「横断するポピュラーカルチャー」では、<横ポゼミ>と称して、研究報告ミーティングを継続して開催しております。連携研究者・RAを中心に、相互に研究報告を行いながら、「文化とは誰のものか」という共同のテーマについて継続的に議論していく勉強会です。
 このゼミは、原則登録メンバーによる共同の勉強会ですが、事前に申請があれば、参加可能です。詳しくは、コーディネーターの古川までご連絡ください。(crossing-popularculture(@マーク)let.osaka-u.ac.jp)その際、事前に発表者のテキストを読んでコメントを用意しておくことが、参加の一つの条件になっています。

次回の横ポゼミの日程は、新ページをご覧ください。

サイト内に掲載されている「文章」
「歌の人間学とコンフリクト〜コール&レスポンスから」レポート
企画者の永岡崇さんが執筆した「コンフリクトの人文学セミナー(佐藤壮広氏)2009/12/05」のレポートです。

冨山一郎「『みんな』という問題」(2008/8/28)
これは、横ポゼミ第4回(2008/8/27)において発表された、辻大介さんのディスカッションペーパー「ポピュラーなものと公的なもののコンフリクト〜コミュニケーション社会学の立場から考える」(←リンク先は、辻さんの個人サイトです)及び、当日の議論への応答として書かれたものです。あわせてお読みください。

冨山一郎「ポピュラーカルチャー研究宣言」(2008/5/16)
2008年3月のワークショップと、同年4月に行われたGCOE全体の報告会を受け発表された文章です。

2008/3/8の第一回研究交流ワークショップのレポート

関連文章
2008.11.28に開催した研究イベント(共有の空間をつくる実験「ちっちゃい火」を囲む)にご参加いただいた美術家 小山田徹さんに、連携研究者の北原恵さんが過去にインタビューされた雑誌の記事です。ぜひお読みください。
北原 恵「獲得する共有空間、そして喜びの交歓 ――小山田徹とバザールカフェ」
(インパクション117号 2000年1月)
こちらからダウンロード(PDF)
| リンクはご自由に。右連絡先にお知らせいただければうれしいです。→ | 連絡先(古川岳志) crossing-popularculture(@マーク)let.osaka-u.ac.jp(カッコの部分を@にしてください。)

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