おしらせ
「横断するポピュラーカルチャー」では、<横ポゼミ>として、研究報告ミーティングを継続して開催しております。連携研究者・RAを中心に、相互に研究報告を行いながら、「文化とは誰のものか」という共同のテーマについて継続的に議論していく勉強会です。
このゼミは、原則登録メンバーによる共同の勉強会ですが、事前に申請があれば、参加も可能です。コーディネーターの古川か、発表担当者までお問い合わせください。その際、事前に発表者のテキストを読んでコメントを用意しておくことが、参加の一つの条件になっています。
これまでの「横ポゼミ」
これまでの内容は以下の通りです。第21回
太田健二「文化の「現場」〜クラブカルチャーにおけるVJを事例に」
第20回
古川岳志「都市空間の中の公営ギャンブル場――「場外」設置をめぐるコンフリクトの事例研究から――」、久保田裕之「買わずに自分で作ることの文化社会学――ジェンダーの視点からみた日曜大工とDIY――」(共に、第83回日本社会学会大会報告予行)
第19回(別冊)2010年8月23日(月)
堀あきこ
「BLはなにを欲望するのか」
第18回 2010年7月7日(水)
東園子「ブルセラ・援助交際ブームとは何だったのか(仮題)」
第17回 2010年6月23日(水)
冨山一郎 「企画会議」
第16回 2010年6月9日(水)
藤田智博 「J・クリフォードを読む」
第15回 2010年5月26日(水)
永岡崇「民衆を描く、教祖を描く」
鄭柚鎭「研究テーマから」
第14回 2010年5月12日(水)
吉澤弥生「日本のパブリックアートのかたち」
渡邊太「カフェコモンズというカフェ」
第13回 2010年2月17日(水)辻大介
テレビ黎明期のコマーシャルを考える
第12回
2009年11月25日(水) 久保田裕之・真鍋昌賢
各自の研究テーマから
第11回
2009年10月25日(水)古川岳志・太田健二・藤田智博
各自の研究テーマから
第10回
2009年7月8日(水)久保田美生・冨山一郎
討議支援マップをめぐって
第9回
2009年6月10日(水)古川岳志・久保田裕之・太田健二
「コモンズについて」(09年度日本社会学会学会大会研究発表へ向けて)
第8回 2009年4月15日(水)東園子
「結合剤としての恋愛――〈部族〉として二次創作「やおい」系女オタクを見る」
第7回 2009年1月21日(水) 永岡 崇(文学研究科博士後期課程・日本学)
「協働表象のためのノート―教祖をめぐる読みの共同体を意識化する―」
第6回 2008年11月12日(水) 太田健二(人間科学研究科特任助教・社会学)
「クラブカルチャーの文化社会学的考察―DJがMixするように人をつなぐ、そのための空間利用―」
第5回 2008年10月29日(水) 久保田裕之(人間科学研究科博士後期課程)
「反植民地運動としての居住運動」
第4回 2008年8月27日(水) 担当 辻大介(人間科学研究科准教授)
「ポピュラーなものと公的なもののコンフリクト〜コミュニケーション社会学の立場から考える」
第3回 2008年8月1日(金) 話し手 森 宣雄(聖トマス大学文学部准教授)
企画担当 久保田美生(GCOE特任助教)
「前COE『インターフェイスの人文学』での若手研究集合(異分野間共同研究)の実例について」
当日の様子
作成した討議支援マップ(クリックで拡大します)
第2回 2008年7月2日(水) 担当 古川岳志(当プロジェクトコーディネーター/GCOE特任助教)
「ポピュラーカルチャーとしての公営ギャンブルについて」
第1回 2008年6月7日(土) 担当 吉澤弥生(GCOE特任研究員)
「メディアのオルタナティブ/ビフォ氏の活動について」
民衆、大衆、人民、常民などと呼ばれてきたもの(人)を広く、ポピュラーなるもの、ととらえ、おもに「日本」近代の文脈に照らして考えていこう、という方針です。09年度は、参加者の個人研究発表(日本の/1940年代後半〜50年代を中心にした/広い意味でのポピュラー文化に関する研究/「ポピュラリティ」とは何かという問いを意識しつつ/というのが共通テーマです)と、知識共有のための基礎文献講読を並行して実施しています。
第1回 09年4月27日(月)13:00〜
文献講読(安田常雄・天野正子編『戦後「啓蒙」の遺したもの』久山社、1992年)
安田常雄「序」、上野博正「人々の思想を知るための戦中、戦後の背景」、安田常雄「「民主主義科学」と「思想の科学」」、大河原昌夫「初期転向論について」
第2回 09年5月18日(月)13:00〜
文献講読(安田常雄・天野正子編『戦後「啓蒙」の遺したもの』久山社、1992年)続き
上野博正「思想における言論」、宮崎洋一「コミュニケーション研究について」、古田佳之「軍隊・兵士・戦争体験」、上野博正「方法としての大衆芸術」
第3回 09年6月8日(月)13:30〜
研究発表 担当 古川岳志
第4回 09年6月22日(月)13:30〜
研究発表 担当 栗山新也
第5回 09年7月6日(月)13:30〜 @日本学研究室
担当 永岡崇/文献講読(道場親信「下丸子文化集団とその時代―50年代東京南部サークル運動研究序説」『現代思想・増刊号』2007・12)
番外編 09年11月30日(月)14:00〜15:30
「横断するポピュラーカルチャー」研究ワークショップのための勉強会
テキスト・佐藤壮広「「巫者の平和学」試論―死者の感受と沖縄からの平和祈念」『平和研究』32号、2007年を読む。