このサイトについて||Last Update: 2005/8/8

経過

2005年7月30日(土)、大阪大学にて人文地理学会の第99回歴史地理研究部会・第82回地理思想研究部会(共催)が開催されました。当日は53名の参加者があり、研究発表とそれをめぐる討論のほか、大阪大学総合学術博物館常設展示の見学も行われました。その後、懇親会が開かれました。研究会の詳細は、以下をご覧ください。

テーマ

新しい「都市プラン」論の地平

研究発表

  • 佐藤賢一(電気通信大)「近代日本朱子学と測量術」
  • 鳴海邦匡(大阪大)「プランニングとしての近世地図」
  • 千田嘉博(奈良大)「考古学・城郭研究と都市プラン研究」

研究発表後に大阪大学総合学術博物館常設展示を見学し、その後、研究発表に関する全体討論を行いました。

論点

  • 都市プラン研究における現代的意義:従前の「都市プラン研究」に限界が生じている。寺内町研究など比較的限られた地域のみの議論に収斂する一方、都市のシステム(運営・管理)へと課題がシフトし始めている。こうした方面において技術史の果たす役割が存在するのではないか、と同時にあらためて都市プラン研究の現代社会における意義を見直す必要があるのではないか?
  • 都市にみる空間思想・社会的な展開(中近世から現代)および、現在の都市プランニングとの関わり。
  • 中近世考古学での成果からの検証:都市全体の発掘は不可能。倭城の存在。歴史地理学からの成果と如何にクロスするのか?
  • 文化的景観としての中近世都市・集落プランの再評価。近代的都市・集落プランは優れているのか?

キーワード

プランニング、空間思想、技術、矢守一彦、文化的景観

コメンテータ

田原直樹(兵庫県立大)・藤田裕嗣(神戸大)

司会

小野田一幸(神戸市立博物館)

アルバム

研究会の写真

佐藤賢一氏による発表。

研究会の写真

鳴海邦匡氏による発表。

研究会の写真

千田嘉博氏による発表。

研究会の写真

研究発表に対する、田原直樹氏によるコメント。

研究会の写真

研究発表に対する、藤田裕嗣氏のコメント。

研究会の写真

司会の小野田一幸氏(右)。

研究会の写真

発表者と参加者のあいだで、活発な議論が交わされました。

研究会の写真

非常に多くの参加者がみられました。