Human Geography

授業一覧(2022年度)

当教室が開講する授業について

 人文地理学に関連する授業は、主に1回生が履修する共通教育科目と、2回生以上が履修する専門科目の双方で開講されています。また、専門科目は、人文地理学に関するさまざまなテーマを講義形式で学ぶ科目と、作業や文献講読などを通じて人文地理学に必要な技術や知識を習得する演習科目の2通りがあります。


2022年度学部・大学院専門科目

講 義(学部・大学院共通)
堤 研二「地誌学の概要と地誌学史」<春~夏学期>
堤 研二「人文地理学の展開と社会経済地理学」<秋~冬学期>
堤 研二「縁辺地域の社会・経済・文化」<秋~冬学期>
佐藤 廉也「人間・環境関係論の理論と方法」<春~夏学期>
井本 恭子「地域文化と空間の諸相へのアプローチ」<秋~冬学期>
手代木 功基(摂南大)「自然地理学の基礎とその応用」<春~夏学期>
川口 洋(帝塚山大)「歴史地理学から見た近代以降期の日本における地域変化」<秋~冬学期>
山内 昌和(早稲田大)「人口地理学」<夏学期集中講義>

講 義(学部)
河合 保生(ノートルダム清心女子大)「社会科・地理歴史科教育の歴史、指導目標と内容及び指導法の実際(社会科・地理歴史科教育法II)」<春~夏学期>(教職に関する科目)

講 義(大学院)
堤 研二「グローバルヒストリー・地理学コースのための入門講義」<春~夏学期>

演 習(学部)
堤 研二「人文地理学基礎演習Ⅰ」<春~夏学期>
堤 研二「人文地理学基礎演習Ⅱ」<秋~冬学期>
佐藤 廉也「人文地理学文献演習」<春~夏学期>
堤 研二・佐藤 廉也「人文地理学卒論演習」<通年>
堤 研二「地域調査実習」<不定期>

演 習(大学院)
堤 研二・佐藤 廉也「人文地理学の諸問題と修士論文の作成」<通年>
堤 研二「人文地理学英文文献講読」<秋~冬学期>
堤 研二「地域文化構造へのアプローチ」<春~夏学期>(共生文明論)
堤 研二「修士論文作成演習」<春~夏学期>(共生文明論)
堤 研二「グローバルセミナー」<春~夏学期>
堤 研二「グローバルセミナー」<秋~冬学期>
佐藤 廉也「歴史地理教育インターンシップ」<通年>
井本 恭子「修士論文作成演習」<春~夏学期>(共生文明論)


地域調査士について

概要

 大阪大学文学部人文学科は、公益社団法人日本地理学会の認定資格である地域調査士」を取得できる大学として認められました。取得希望者は、以下の1~4の手順に沿って、各自で申請手続きを行ってください。  なお、資格を取得できる可能性があるのは、2015年度以降学部卒業生ですが、2015年度以前に開講された科目も、単位として認められる場合もあります(遡り申請)。大学卒業前に認定申請を行うことができる制度もあります(ページ末尾の参考資料を参照してください)。

取得までの手順について

1. 必要単位の取得

 大阪大学文学部人文学科では、「地域調査士」の資格認定科目として下記の授業が開講されています。日本地理学会が規定する科目細分と下記開講科目との対応関係や遡り申請については、ページ末尾の参考資料「大阪大学で「地域調査士」を取得する方法(PDF)」を参照してください。

人文地理学講義(担当:堤研二、佐藤廉也)
地誌学講義(担当:堤研二、佐藤廉也)
自然地理学講義(担当:手代木功基)
人文地理学演習(人文地理学基礎演習Ⅰ)(担当:堤研二)
人文地理学演習(人文地理学基礎演習Ⅱ)(担当:堤研二)
地誌学演習(担当:堤研二)

2. 講習会の受講

  当該年度の講習会開催予定については、日本地理学会資格専門委員会の「地域調査士講習会のご案内」のページを参照してください。

3. 卒業論文の提出

「地域調査士」の取得には、地域調査が主要な構成要素となっている論文(卒業論文等)の執筆・提出が求められます。ですので、現実的には、人文地理学専修(あるいは、大学院の人文地理学専門分野)に所属し、卒業論文(またはそれと同等の論文)を作成する必要があります。

4. 認定申請の手続き

詳細については、日本地理学会資格専門委員会の「資格取得を希望される方へ」のページを参照し、各自で申請手続きを行ってください。

参考資料

 大阪大学で「地域調査士」を取得する方法(PDF)
 申請前部分審査制度(大学卒業前に認定申請を行うことができる制度)