Last Update: 2006/7/5

卒業式・大学院学位記授与式

2006年3月24日(金)、平成17年度卒業式・大学院学位記授与式が行われ、当教室からは学部生3名と修士生2名が卒業・修了を迎えました。新天地でのご活躍をお祈りいたします。

卒業式の日の写真

巣立っていく女性陣

卒業式の日の写真

巣立っていく男性陣

卒業式の日の写真

明るく楽しく、これからもがんばってください!

元助手の今里悟之氏が研究書を刊行

2006年2月に、元助手の今里悟之氏(大阪教育大学)が研究書『農山漁村の<空間分類>―景観の秩序を読む―』を刊行されました。書誌情報は次のとおりです。

小林教授、堤助教授が大阪大学教育・研究功績賞を受賞

2004年度大阪大学教育・研究功績賞を当教室の小林茂教授が受賞したのにつづいて、2005年度の同賞を堤研二助教授が受賞しました。

太宰府市議会環境厚生常任委員会の方々が当教室を訪問

2005年11月18日(金)、太宰府市議会環境厚生常任委員会の方々が当教室を訪問されました。当教室からは太宰府をフィールドとした研究の成果を発表し、意見交換を行いました。

発表を行う小林教授とそれを聞く太宰府市議会の方々

発表を行う小林教授(左端)とそれを聞く太宰府市議会の方々

堤助教授が昭和シェル石油環境研究助成財団「環境研究課題賞」受賞

堤 研二助教授が、昭和シェル石油環境研究助成財団より第1回「環境研究課題賞」を受賞しました。この賞は同財団が2005年で創設10周年を迎えたことを機に、従来の研究助成に加えて「環境研究成果賞」とともに創設されたもので、環境研究の分野で優れた研究課題を提示した者に授与されるものです。研究助成申請479件のうち、助成採択は49件、うち一般研究は192件中16件が採択され、その中からさらに2件が「環境研究課題賞」を授与されました。堤助教授の受賞テーマは「水をめぐる環境コモンズとsocial capital」で、山間地域の水・森林を守り育てることと人々の社会的紐帯とに焦点を当てるものです。2005年9月2日(金)にホテルグランパシフィクメリディアン(東京都港区台場)において受賞式・授与式が開催され、2005年度同財団研究助成(一般研究)150万円も授与されました。

授賞式における堤助教授

新美春之・昭和シェル石油環境研究助成財団理事長(昭和シェル石油株式会社代表取締役会長)より賞の授与を受ける堤助教授(右)

クリス・マクモラン氏がアメリカ地理学会研究部会賞を受賞

2003年度まで当教室の研究留学生であったクリス・マクモラン氏(現コロラド大学ボルダー校)が、アメリカ地理学会(AAG)の研究部会のひとつであるRecreation, Tourism, and Sport (RTS) Specialty Groupの研究論文賞(RTS Student Research Paper Award)を受賞しました。授賞式は、2005年4月5日(火)~9日(土)にコロラド大学デンバー校で開催されたAAG2005年大会において行われました。受賞の対象となった論文は、"Heritage Tourism in Japan: Development Strategy for a Remote Destination"です。詳細は、AAG Newsletter(PDF)の13ページをご覧ください。

大阪大学総合学術博物館第4回企画展に出展

2005年9月18日(日)~25日(日)、大阪大学中之島センターにおいて、大阪大学総合学術博物館の第4回企画展が開催されました。当教室からは、「変わる里山:北摂の絵図と地図にみる景観変化」と題した展示を行いました。会期中は、多くの方に足を運んでいただきました。ありがとうございました。なお、展示の内容はこちらのページでご覧いただけます。

「変わる里山:北摂の絵図と地図にみる景観変化」

かつての里山の景観は現在とは大きく異なる植生景観でした。北摂地域を主な舞台として、近世と近代の地図を素材に検討します。それは、里山をめぐる近代化のプロセス(植林化・公園化)を見ていくことになるのです。

企画展の写真

展示パネル。

企画展の写真

空中写真の実体視。

研究助成

堤助教授を研究代表者とする研究助成が2件決定しました。1件は、2005年度~2007年度日本学術振興会・科学研究費・基盤研究(C)(1)で、研究題目は「人口減少期の地域社会における集落システムと生活機能の維持に関する地理学的研究」、研究代表者は堤研二助教授(研究組織:1名)、交付金額は総額3,400千円(2005年度:1,300千円、2006年度:1,300千円、2007年度:800千円)です。もう1件は、2005年度昭和シェル石油環境研究助成財団・環境研究助成(9月より1年間)で、研究題目は「水をめぐる環境コモンズとsocial capital」、研究代表者は堤研二助教授(研究組織:1名)、交付金額は総額1,500千円です。

第99回歴史地理研究部会・第82回地理思想研究部会開催

2005年7月30日(土)、大阪大学にて人文地理学会の第99回歴史地理研究部会・第82回地理思想研究部会(共催)が開催されました。当日は53名の参加者があり、研究発表とそれをめぐる討論のほか、大阪大学総合学術博物館常設展示の見学も行われました。その後、懇親会が開かれました。研究会の詳細や当日の写真等は、「第99回歴史地理研究部会・第82回地理思想研究部会」のページをご覧ください。

鳴海邦匡さんが歴史地理学会学会賞を受賞

当教室の招聘研究員・特任研究員である鳴海邦匡さんが歴史地理学会学会賞を受賞し、2005年7月1日~4日に奈良大学で開催された歴史地理学会大会で表彰されました。受賞の対象となったのは、『歴史地理学』44巻3号(2002)に掲載された論文「近世山論絵図の定義と分類試論―北摂山地南麓地域を事例として―」です。

表彰の様子。

表彰を受ける鳴海さん(右)。

Turku大学地理学教室のメンバーが来阪、千里ニュータウンを巡検

2005年5月18日(水)、フィンランド・Turku大学の地理学教室のメンバーが来阪し、千里ニュータウンの巡検を行いました。来阪したのは、Harri Andersson教授と学生10名です。当日は、堤助教授が案内を担当しました。

巡検の様子

当日はあいにくの天気でした。

『外邦図ニューズレター No.3』と渡辺正氏所蔵資料集が発刊

2005年4月に、『外邦図ニューズレター No.3』と『終戦前後の参謀本部と陸地測量部―渡辺正氏所蔵資料集―』の2冊が発刊されました。これはいずれも、小林茂教授が代表者として進めている、科学研究費基盤研究A「『外邦図』の基礎的研究:その集成および地域環境資料としての評価をめざして」の研究成果です。『外邦図ニューズレター No.3』(A4判、全140頁+ⅱ)には、2004年度に行われた研究会の成果に加えて、元陸地測量部の方々との座談会の記録や陸地測量部の職員表(1944年)・作業部署表(1945年)なども掲載されています。一方、『終戦前後の参謀本部と陸地測量部―渡辺正氏所蔵資料集―』(B5判、全124頁+ⅴ+口絵写真4頁)は、元大本営参謀(陸軍参謀本部部員)である渡辺正氏が保存してきた終戦前後の資料・記録類の刊行を企図して編集されたものであり、「解説編」・「資料編」・「附録」の3部構成となっています。

『外邦図ニューズレター No.3』と『終戦前後の参謀本部と陸地測量部―渡辺正氏所蔵資料集』の表紙

刊行された2冊の表紙です。

GOOD LUCK, and HELLO!

2005年3月25日(金)に平成16年度卒業式・大学院学位記授与式が行われ、当教室からは4回生4名と博士前期課程1名の計5名が卒業・修了を迎えました。巣立っていく方々のご活躍をお祈りいたします。

そして、4月からは新年度が始まり、新たなメンバーを迎えました。学部の当専修には、2回生・3回生それぞれ1名が進学・編入してきました。また、1名が大学院博士後期課程に進学しました。なお、当教室は今年、10周年を迎えます。

卒業式の記念写真

卒業式の記念撮影。昨年の卒業生もかけつけてくれました。