Last Update: 2009/3/26

卒業式・大学院学位記授与式

2008年3月24日(火)に学部の卒業式と大学院の学位記授与式が行われました。当教室からは、学部生1名、博士前期課程の大学院生5名、そして波江彰彦さん(2008年9月博士後期課程退学、特任研究員)の計7名が卒業・修了を迎えました。式典の後、卒業生・修了生は教室を訪れ、歓談など和やかなひとときを過ごしました。皆様の新天地でのご活躍をお祈りいたします。

卒業生・修了生の写真

卒業生・修了生@新しい研究室

卒業生・修了生の写真

今年の春は早いです。(注:右端の人は卒業生ではありません)

『近代日本の地図作製とアジア太平洋地域 ―「外邦図」へのアプローチ』を刊行

2009年2月に、小林 茂編『近代日本の地図作製とアジア太平洋地域 ―「外邦図」へのアプローチ』(大阪大学出版会)が刊行されました。詳細は、「近代日本の地図作製とアジア太平洋地域 ―「外邦図」へのアプローチ」のページをご覧ください。

研究室等の移転

2009年3月2日、人文地理学研究室が移転しました。現在、文・法・経本館の改修工事が進められており、移転先を含むセクションの工事が終了したことを受け、2009年2月下旬から移転作業を開始し、無事移転を完了することができました。2001年度から約8年間使用してきた研究室を離れ、2009年度からは新たな研究室で研究や教育などの活動を行うことになります。移転先は、今までと建物・階は変わりませんが(文・法・経本館2階)、南側から西側へと移りました。豊中キャンパス地図上の、番号2・3・4のオレンジ色の4階建ての建物(逆「コ」の字形の建物。文・法・経本館)の2階西側、番号4のあたりに新研究室は位置しています(旧研究室は番号3のあたりでした)。移転作業の様子は、研究室等の移転のページをご覧ください。

また、堤准教授の研究室も同時に移転しました。堤准教授の新研究室は、人文地理学研究室と隣接しています。さらに、日本史学・人文地理学共同資料室(文・法・経本館2階)の改修工事も終了しており、一時的に移転していた地図・資料類を3月下旬に搬入する予定です。

学位論文公開審査会

2009年2月11日(水・祝)の13時30分~15時に、中庭会議室(文法経本館1階)において学位論文公開審査会が開催されました。学位論文の提出者は波江彰彦さん(大阪大学文学研究科特任研究員、2008年9月大阪大学大学院文学研究科文化形態論専攻博士後期課程単位修得退学)であり、題目は「近・現代の大阪市におけるごみ排出・管理の時空間変動」です。主査は小林茂教授、副査は高山正樹教授(経済学研究科)、橋爪節也教授(総合学術博物館)、堤研二准教授が担当しました。研究内容の発表の後、主査・副査からの質疑とそれに対する回答が行われました。

学位論文公開審査会の様子

学位論文公開審査会の様子

2008年度卒論・修論発表会

2009年1月31日(土)の13時30分~18時に、人文地理学研究室において2008年度卒論・修論発表会が開催されました。今年度は、卒論生1名、修論生5名の計6名が発表に臨みました。卒論生は30分間、修論生は40分間(いずれも質疑応答の5分間を含む)の発表時間を使って、研究の成果を発表しました。そして、発表後には卒論生・修論生の歓送会が開かれました。当日は、歴代の助手や卒業生など多くの方にご参加いただきました。当日の様子は、2008年度卒論・修論発表会のページをご覧ください。

2008年度卒論・修論中間発表会

2008年10月25日(土)の午後、2008年度卒論・中間発表会が行われました。卒論生1名と修論生4名が発表に臨み、卒論は発表時間20分・質疑応答5分、修論は発表時間25分・質疑応答5分の持ち時間の中、パワーポイントを使ったプレゼンテーションによって現在までの研究成果を報告しました。テーマは、都心部における人口回復や植生景観など各人さまざまであり、報告をめぐって質疑応答が交わされました。

2008年度卒論・修論中間発表会の写真

卒論・修論中間発表会の様子。

元研究留学生のクリス・マクモラン氏がPh.D取得

2008年8月に、2003年度まで当教室の研究留学生だったクリス・マクモラン(Chris McMorran)氏が、コロラド大学からPh.D(Geography)を取得することが決定しました。

当教室卒業生が就職ガイダンスで講演

7月24日(木)、文学研究科・文学部、文学部同窓会共催の就職ガイダンス「文学部先輩にきく、就職活動のコツ」が行われ、当教室の卒業生(2006年度卒業)である吉井絵里加さんが講演を行いました。百貨店に勤務する吉井さんは、これから就職を目指す学部生や大学院生に対し、就職活動の体験や現在の勤務などについて語り、質問にも応えていました。

吉井さんの講演の様子

就職ガイダンスで講演する吉井さん。

『外邦図研究ニューズレター No.5』を刊行

2008年5月に、『外邦図研究ニューズレター No.5』を刊行しました。これは、財団法人国土地理協会平成18・19年度研究助成「社会教育機関等への助成」中間報告書、ならびに、平成19年度科学研究費補助金・基盤研究(A)「アジア太平洋地域の環境モニタリングにむけた地図・空中写真・気象観測資料の集成」研究成果中間報告書として刊行したものであり、全118頁+ⅳの仕上がりになっています。「外邦図研究プロジェクト」内の「外邦図研究ニューズレター No.5」のページにて全文をPDFファイルで公開していますので、ダウンロードしてご覧ください。

『外邦図研究ニューズレター No.5』表紙

研究助成

堤 研二准教授を研究代表者とする研究助成が1件決定しました。2008年度~2010年度日本学術振興会・科学研究費・基盤研究(C)(1)で、研究題目は「地域統計データにみる人口減少地域の社会経済変動のトレンドと市町村合併のインパクト」、研究代表者は堤准教授(研究組織:1名)、交付金額は直接経費総額3,200千円(2008年度:1,900千円、2009年度:800千円、2010年度:500千円)で、これに加えて30%分の間接経費が配分される予定です。

2008年度のはじまり

今年度は、大学院生2名、2回生4名、計6名の新たなメンバーを迎えました。新たなメンバーを加えた計21名の体制で、当教室は13年目に臨みます。