【主な業績】

[編著書]

• 池口明子・佐藤廉也（編）(2014)『ネイチャー・アンド・ソサエティ研究　第３巻　身体と生存の文化生態』海青社．
• 池谷和信・武内進一・佐藤廉也（編） (2008) 『朝倉世界地理講座　─大地と人間の物語─　12巻　アフリカII』朝倉書店．
• 池谷和信・佐藤廉也・武内進一（編）(2007)『朝倉世界地理講座　─大地と人間の物語─　11巻　アフリカI』朝倉書店．

[論文・共著書]

• 佐藤廉也 (2017) 「狩猟採集と焼畑の生態学」池谷和信編『狩猟採集民からみた地球環境史』東京大学出版会、98-111．
• 佐藤廉也 (2017)　「高校地理教科書における焼畑記述─誤解の拡散とその背景─」待兼山論叢＜日本学編＞50: 1-20.
• 佐藤廉也 (2016) 「人類学における科学と反科学」田中良之先生追悼論文集編集委員会編『考古学は科学か？（上）』中国書店、21-34．
• 佐藤廉也 (2015) 「退耕還林と黄土高原農村─環境保全と暮らしの持続性は両立するか─」九州大学東アジア環境研究機構砂漠化防止グループ編『東アジアの砂漠化進行地域における持続可能な環境保全』花書院、137-172．
• 佐藤廉也 (2014) 「エチオピア南西部の森林農耕民マジャンギルの植物利用と認知」地球社会統合科学21: 1-28.
• 佐藤廉也(2014)「森棲みの焼畑民が大人になるまで─エチオピア森林焼畑民の生業と生活史」池口明子・佐藤廉也（編）『ネイチャー・アンド・ソサエティ研究　第３巻　身体と生存の文化生態』海青社、203-224．
• 池口明子・佐藤廉也(2014)「人類の生存環境と文化生態」 池口明子・佐藤廉也（編）『ネイチャー・アンド・ソサエティ研究　第３巻　身体と生存の文化生態』13-57.海青社．
• Sato, R., Nawata, H., Aosier, B., Nagasawa, R., Jia,R., Zhang, W., Hou, Q., and Yamanaka, N. (2012) Traditional land use in Loess Plateau (China) and the ‘Grain-for-Green’ project: a case from Ansai, Shanxi. In Zheng, Xiaoyun (ed.) Explanation on Cultural Background of Environmental Problems. Beijing: China Book Publishing Press（中国書籍出版社）: 216-230.
• 佐藤廉也・賈瑞晨・松永光平・縄田浩志(2012) 「退耕還林から10年を経た中国・黄土高原農村─世帯経済の現況と地域差─」比較社会文化18: 55-70.
• 佐藤廉也 (2009) 「ヒトの生業は生と死にどう関わってきたか─森林焼畑民のライフコースと人口史」池谷和信（編）『地球環境史からの問い─ヒトと自然の共生とは何か』60-78.岩波書店.
• 佐藤廉也（2012）「グローバル化と環境問題─黄土高原の退耕還林─」小林茂・宮澤仁編『グローバル化時代の人文地理学』92-109.放送大学教育振興会.
• 佐藤廉也（2012）「フィールドワークとGIS」小林茂・宮澤仁編『グローバル化時代の人文地理学』59-75.放送大学教育振興会.
• 佐藤廉也 (2011) 「アフリカから焼畑を再考する」原田信男・鞍田崇編（佐藤洋一郎監修）『焼畑の環境学─いま焼畑とは』427-455.思文閣出版.
• 賈瑞晨・佐藤廉也・縄田浩志・松永光平・劉国彬・張文輝・山中典和 (2011) 「中国・黄土高原の結婚式　─伝統と変容の一断面─」比較社会文化17: 17-35.
• 浦谷拓・佐藤廉也 (2010) 「福岡県前原市におけるグリーン・ツーリズムの現状と課題」比較社会文化16: 103-120.
• 佐藤廉也 (2010) 「定期市の開設にともなうマジャンギルの生業変化と現金経済への適応　─世帯経済・家畜飼養・土器製作」比較社会文化16: 87-101.
• 佐藤廉也 (2009) 「ヒトの生業は生と死にどう関わってきたか─森林焼畑民のライフコースと人口史」池谷和信（編）『地球環境史からの問い─ヒトと自然の共生とは何か』60-78.岩波書店.
• Hoshino Buho H., H.Nawata, R. Nagasawa, R. Sato, N. Yamanaka and S.Ganzorig (2009)Evaluate the eco-effectiveness of Grain for Green Project of China using a satellite-drived land surface parameter. 酪農学園大学環境システム学部論文集 : 143-158.
• Ren'ya Sato (2008)African area studies by Japanese geographers, 1987-2007. Geographical Review of Japan 81(5): 349-360.
• 佐藤廉也 (2008) 「森林とサバンナの生態史─人間活動がつくるアフリカの景観」池谷和信・佐藤廉也・武内進一（編）『朝倉世界地理講座─大地と人間─　12巻　アフリカII』697-707.朝倉書店.
• 佐藤廉也 (2008)「マジャン─森に棲み、森に生かされる人びと」福井勝義・竹沢尚一郎編『講座ファースト・ピープルズ第５巻』111-126.明石書店.
• 佐藤廉也 (2008) 「環境史の基層問題としての人口誌─エチオピアの移動農耕民マジャンギルの出生力動態─」池谷和信（編著）『熱帯アフリカにおける自然資源の利用に関する環境史的研究』91-109.科研費報告書.
• 佐藤廉也・縄田浩志・ブホーオーツル・長澤良太・賈瑞晨・張文輝・侯慶春・山中典和 (2008) 「中国黄土高原における伝統的土地利用と退耕還林　─陜西省安塞県の事例─」比較社会文化14: 7-21.
• 和田真理・佐藤廉也 (2008) 「地域で資源循環型社会を目指す取り組みとしての生ごみリサイクル事業　─全国的趨勢と問題点の検討─」比較社会文化14: 89-104.
• Ren'ya Sato (2007)Dynamics of Subsistence and Reproduction among the Majangir:　Preliminary Report on Demographic Reconstruction. Paper submitted to the 16th International Conference of Ethiopian Studies, held at Trondheim.
• ブホーオーツル・縄田浩志・長澤良太・佐藤廉也・山中 典和・Wenhui Zhang・Qingchun Hou (2007) 「リモートセンシング地表面パラメーターを用いた中国黄土高原『退耕還林（草）』緑化プロジェクトの生態効果の検証」沙漠研究17(2): 87-91.
• 佐藤廉也 (2007) 「紛争と森棲みの戦術─焼畑民マジャンギルの資源・集落・人口─」福井勝義（編著）『抵抗と紛争の史的アプローチ　─エチオピア　国民国家の形成過程における集団の生存戦略』122-157.科研費報告書.
• 佐藤廉也 (2007) 「アフリカの農耕文化」池谷和信・佐藤廉也・武内進一（編）『朝倉世界地理講座─大地と人間─　11巻　アフリカI』118-132.朝倉書店.
• 佐藤廉也 (2007) 「エチオピアの地域生態史」池谷和信・佐藤廉也・武内進一（編）『朝倉世界地理講座─大地と人間─　11巻　アフリカI』365-379.朝倉書店.
• 佐藤廉也・縄田浩志 (2006) 「黄土高原の砂漠化と退耕還林」『中国の砂漠と砂漠化をめぐって』愛知大学国際中国学研究センター・経済地理学会中部支部共催シンポジウム報告書:56-67.
• 佐藤廉也 (2006) 「人為によって安定する森林植生」鷲谷いづみ他編『森林環境2006』106-115.朝日新聞社.
• 佐藤廉也 (2006) 「人間行動研究に関する生態学的なアプローチ」宮川泰夫・山下潤編『地域の構造と地域の計画』99-116.ミネルヴァ書房.
• Y.Teramoto, R.Sato, and S.Ueda. (2005)Characteristics of fermentation yeast isolated from traditional Ethiopian honey wine, ogol. African Journal of Biotechnology4(2):160-163.
• 佐藤廉也 (2005)「森棲みの戦術　－20世紀マジャンの歴史にみる変化と持続－」福井勝義編『社会化される生態資源　－エチオピア　絶え間なき再生－』257-292.京都大学学術出版会.
• 佐藤廉也 (2004) 「森の民マジャン：自然の要塞としての森」季刊民族学109:34-40.
• 佐藤廉也 (2004) 「アフリカのハチミツ酒：醸造技術と飲酒文化」日本醸造協会誌99(4):308-314.
• 佐藤廉也 (2003)「森林への人為的作用の解読法」池谷和信編『地球環境問題の人類学』65-91.世界思想社.
• 佐藤廉也 (2003)「エチオピア森林域の根栽農耕　─「根栽農耕二類型論」との関連で─」吉田集而・堀田満編『イモとヒト　人類の生存を支えた根栽農耕─その起源と展開』169-187.平凡社.
• 佐藤廉也 (2003)「焼畑移動農耕民の集落動態　―とくに集落放棄の社会的要因をめぐって―」石原潤編『農村空間の研究（上）』346-363.大明堂.
• 佐藤廉也 (2003)「森林焼畑農耕民の酒造りと飲酒の機能　─エチオピア西南部の事例を中心に─」吉田集而編『酒をめぐる地域間比較研究（JCAS 連携研究成果報告4）』183-202.国立民族学博物館地域研究企画交流センター.
• SATO, R. (2002) Evangelical Christianity and Ethnic Consciousness in Majangir. In James, W. et al. (eds). Remapping Ethiopia: Socialism and After. Oxford: James & Currey,185-197.
• 八田洋章・佐藤廉也 (2000) 「エチオピアの熱帯林における焼畑火入れ後の植生回復─遷移初期におけるキク科Vernonia属４種のかかわり─」石弘之・福井勝義・吉村充則編『地球環境撹乱下における生物多様性の保全および生命情報の維持管理に関する総合的基礎研究』（新プログラム方式による科学研究費補助金（創生的研究費）「生物多様性と人間社会の相互作用研究班」中間報告）146-164.
• 佐藤廉也 (2000) 「地方分権体制のエチオピアと辺境の民族─州境をめぐる紛争とある開発プロジェクトの崩壊」アフリカレポート30: 12-15.
• 佐藤廉也 (1999) 「熱帯地域における焼畑研究の展開　─生態的側面と歴史的文脈の接合を求めて─」人文地理51(4): 375-395.
• 佐藤廉也 (1999) 「北東アフリカにおける焼畑農耕社会とその変化に関する研究」京都大学文学研究科博士論文。
• FUKUI, K. (ed.) (1997) Comparative Studies of Northeast African Societies: Anthropology, Linguistics and History. Kyoto University. pp.82. (科研報告書)
• SATO, R. (1997) Christianization through Villagization: Experiences of Social Change among the Majangir. In Fukui, K., Kurimoto, E. and Shigeta M. (eds). Ethiopia in Broader Perspective: Papers of 13th International Ethiopian Studies vol.2. Kyoto: Shokado Booksellers: 565-576.
• 佐藤廉也(1997) マジャンギルにおける歴史意識の生成─ある『歴史の語り』を題材とした予備的考察. スワヒリ＆アフリカ研究 7: 78-104.
• 佐藤廉也(1995) 焼畑農耕システムにおける労働の季節配分と多様化戦略─エチオピア西南部のマジャンギルを事例として─. 人文地理47(6): 541-561.
• 佐藤廉也(1995) エチオピア西南部におけるスルマ系民族マジャンギルの焼畑農耕システム. 京都大学文学研究科1994年度修士論文.
• 佐藤廉也 「人間・環境系への適応論的アプローチ　－文化生態学から人間行動生態学まで－」大島襄二・松本博之・久武哲也編『文化地理学のすすめ』古今書院.（2004年脱稿・状況不明）
• 佐藤廉也 「焼かない焼畑─西南エチオピアの可塑的な焼畑技術」福井勝義（編著）『焼畑再考』昭和堂.（1998年脱稿・三校済み・出版予定不明）

[解説記事・エッセイ・書評・対談など]