このサイトについて||Last Update: 2005/6/13

第4回:傾斜分布図の作成と空中写真の立体視

実施日時

11月7日(金)14時40分~16時10分

経過

傾斜分布図作成の作業を進めた。直径1cmの円を各メッシュの中心にあて、円内の等高線を数える。この作業によってメッシュ・データを得た後、このデータを表計算ソフトに入力した。そして、データをランク分けし、濃淡が判別できるような凡例パターンを設定して統計地図に表現する作業を行なった。また、この作業と平行して、空中写真の立体視を体験した。

授業風景

授業の写真

空中写真の立体視を体験しています。

第5回:最大土地利用図の作成と読図・作図についての解説

実施日時

11月14日(金)14時40分~16時10分

経過

メッシュ・データを用いた統計地図作成の2例目として、最大土地利用図作成の作業を行った。地形図上の土地利用を色分けし、各メッシュ内の最大土地利用を決定する。そして、それぞれの土地利用が明確に判別できるような凡例パターンを設定し、統計地図として表現した。また、座学形式で、読図・作図について学んだ。

授業風景

授業の写真

土地利用の色分け。1人が1行を担当しました。赤(市街地)が目立ちます。

授業の写真

各メッシュの最大土地利用を記号化・メッシュデータ化しました。Aが水田、Bが畑・樹木畑、Cが市街地、Dが広葉樹、Eが針葉樹、Fがその他、です。

授業の写真

メッシュ・データを表計算ソフトに入力し、各自で凡例パターンを考えて、統計地図を作成します。

授業の写真

座学形式で、読図・作図について学びます。

第6回:図表の表現と統計データのランク分けについての解説・実習

実施日時

11月21日(金)14時40分~16時10分

経過

図表の表現方法・ルールについて簡単な説明を行った。そのうえで、前回までに作成したメッシュ形式の傾斜分布図および最大土地利用図をプリントアウトするというかたちで、図表の表現を実際に体験した。続いて、統計データのランク分けについて解説した。ランク分けの方法として、「スタージェスの公式」と「平均値・標準偏差を用いたランク分け」の2つを紹介している。また、簡単なデータを用いて、実際にスタージェスの公式によるランク分けや、算術平均・分散・標準偏差などの計算を行った。