教員のための性差別問題研修会 (26.11.2009)  

出席者40名(職員3名および講演者1名を含む)のうち、7名の方からご回答をいただきました。以下は、アンケート結果の抜粋です。

中野冬美さん「セクシュアル・ハラスメントを防止するために―大阪大学の現状と対策―」を聴いて参考になった点など、ご自由に感想をお書きください。

処分後の大学被害者が受ける精神的打撃とともに、相談者が被る精神的打撃も考慮した方が良い。文学部として、この相談者に対する配慮は極めて欠けているので、改めて、全体として相談体制を考えるべきだと思う。

資料をいただいた際にはこれまで聞いたこと、見たことのある情報や知識の繰り返しかとも思ったのですが、大切なことというのは何度でも声に出してゆかねばならないのだと改めて感じました。そう感じさせられる語り口でとても聞きやすかったです。

大変勉強になりました。ご専門にされている先生からお話を伺うことで、「セクハラ」が具体的にどのようなことを指し、どのような現状であるのかを知ることができました。このことと併せ、今迄のさまざまな出来事の中に「セクハラ」があったんだな、ということに気付きました。また、自身の行動の中にも反省すべき点を見出し、今後注意しようと思いました。

学生時分に相談に似た話を後輩からうけたことがあります。その時も感じたことですが、「対処」は難しいですね。「できること」が何であるのか、判断が難しいです。

大変明快でよく理解できました。

セクシュアル・ハラスメント(アカハラ、パワハラも含めて)の根幹には権力関係があるので、上司が変わらなければ根本的な解決にはならないように考えています。上司が変わるというのは、①人的に交代する、②上司が根本から心を入れ替える、の両面があると思いますが、いずれにしてもすぐに解決できる問題でないのは確かです。裁判で争ったりするなど外の力に頼ろうということも場合によっては必要ですが、学内できちんと解決できるようなシステムをまずはしっかり根付かせることが重要と思いました。

10分ぐらい遅れたのですが阪大の現状と対策のお話があまりなかったような…。言えないことも多いのだとは思いますが…。

基本的なことのお話でしたが、新任の先生など初めての方にはよくまとまった話だったと思います。

何もしないでほしいと言われても放っておくのは論外だ、という視点は新鮮でした。

ご提案のあった無記名のアンケートが役立ちそうだと思いました。

□ 来年度以降の研修会について、とり上げたいテーマなど、ご自由にお書きください。

相談員の選出体制

パワハラ・アカハラ(セクハラに含まれる一つだと思うのですが、「教員」と「学生」、および教員間で一番起こりうる可能  性が高く、また一番気付きにくいハラスメントなのではないかと思います。)

性差別の問題ではないが、パワー・ハラスメント、アカデミック・ハラスメントの問題が阪大内で深刻な問題を抱えているよ  うに思います。(私は個人的に他部局の方からパワハラについて相談を受けています)。この問題についても取り上げてほし  いと考えています。

アカハラ、パワハラ対策

アカハラについての研修会をお願いします。