1. 研究論文
 
 
 
 

研究論文

系統立てられた研究と教育の推進のため、通常の講義・演習以外に研究会を組織することもあり、また、本学以外で開催される研究会・学術学会への学生・院生の積極的な出席を促し、他大学・他分野の研究者との研究上の交流を促進している。

論文作成にあたっては、全教員・全学生の参加する卒業論文・修士論文作成のための中間発表会を国語学・比較文学と合同で行っている。

 
  博士学位論文
   
 
授与年月
氏名
論文題目
2023.3
レッキー・リチャード・ウィリアム
頓挫した「プロレタリアン・ミステリー」――文戦派作家と探偵小説の接点をめぐって――
2023.3
服部 峰大
宮沢賢治受容の研究―戦後受容と生前雑誌発表作品を中心に―
2022.3
蒲 姣艶
古今集時代における新歌材の形成
2022.3
小林 理正
『狭衣物語』本文の研究
2022.3
岡部 祐佳
近世艶書文芸の研究――女子教育との関わりを中心に――
2022.3
金 智慧
明治期歌舞伎の研究――懐古・改良・古典化をめぐって
2022.3
金 香花
芥川龍之介と精神科学 ―後期の作品における〈怪異〉の表現をめぐって―
2021.3
アブラル・バスィル
永井荷風の創作手法―登場人物による〈物語〉の創造を中心に―
2021.3
小田桐 ジェイク
太宰治の作品像及び作家像の研究―序跋文と自作再提示を中心に―
2020.3
福田涼
三島由紀夫作品の方法―同時代文脈を視座として―
2019.3
李慧珏
新時代の文学の形成―『文芸時代』、『文芸戦線』、『辻馬車』を中心として―
2017.3
有澤知世
江戸戯作の研究―山東京伝の諸活動を中心に―
2017.3
瓦井裕子
平安和歌表現と『源氏物語』摂取の研究
2017.3
仲沙織
西鶴中期浮世草子の研究―『懐硯』『新可笑記』を中心に
2017.3
松田正貴
詩的原理としての言語内翻訳―高橋新吉論―
2017.3
宮川真弥
北村季吟の古典学に関する基礎的研究
2015.9
森本 穫
魔界の住人 川端康成 その生涯と文学
2015.3
石原のり子
『大鏡』の系譜的研究
2015.3
松本 大
源氏物語古注釈書の研究―『河海抄』を中心とした中世源氏学の諸相―
2014.9
西村真由美
宮沢賢治童話研究―〈ことば〉から見えるもの―
2014.3
ルーンピロム カナパット
中世軍記物語における女性と仏教―苦悩と救済の様相をめぐって―
2014.3
ウィリヤエナワット ピヤヌット
夏目漱石作品の研究―対照的に描かれる男性たちを中心として―
2014.3
康 盛国
雨森芳洲の文事
2013.3
荘 千慧
明治期の文芸作品における心霊学の影響―漱石・鴎外の文芸作品を中心に―
2013.3
張 麗静
谷崎潤一郎作品の研究―寓意としての母性をめぐって―
2013.3
田 泉
大江健三郎初期作品の研究―「学生もの」を中心に―
2013.3
モハッマド モイン ウッディン
志賀直哉の大正時代の作品研究―〈自己〉と〈他者〉を中心に―
2012.9
ホルカ・イリナ
島崎藤村の身辺書き小説―〈個人〉から〈社会〉への回路─
2012.3
西尾元伸
泉鏡花作品における〈点景〉―作品の創作手法をめぐって─
2012.3
野上潤一
中世後期学問史研究序説―〈書物のウェブ/知のネットワーク〉と交叉する学問の諸相をめぐって─
2011.9
勢田道生
南朝に関する歴史の創造と受容についての研究
2011.3
井真弓
中世王朝物語における包摂と隠蔽の方法論
2011.3
木下美佳
『伊勢物語』の生成と享受
2011.3
坂井二三絵
明治期の文学における〈装い〉―夏目漱石を中心に
2011.3
丹下暖子
中世初期宮廷女流文学の研究
2011.3
根来尚子
其角と蕉門俳諧の研究
2010.3
浜田泰彦
西鶴浮世草子における教訓性の考察
2010.3
水野亜紀子
樋口一葉後期作品の研究―既婚女性を主人公として作品を中心に―
2009.3
岡崎昌宏
辻邦生初期歴史小説の研究
2008.3
細川知佐子
藤原定家の百首歌とその系譜
2008.3
ワーイル・モハメッド・オラビ・
アブドエルマクスード
梶井基次郎の作品研究―〈心〉と〈外部〉を中心に―
2008.3
中井賢一
源氏物語〈二層〉構造論―物語構造と人物造形の論理―
2007.9
陳秉珊
『徒然草』における中国思想受容の研究―無常観との関わりを視点として―
2007.3
山口優子
国冬本源氏物語の研究
2006.3
箕浦尚美
室町物語とその宗教環境の研究
2006.3
中山一麿
中世仏教圏に於ける言説の形成と展開に関する研究
2006.3
于永梅
平安時代漢詩文における中国文学受容の研究
2006.3
黄如萍
志賀直哉初期〈犯罪〉作品研究
2006.3
高兵兵
菅原道真詩文研究 ―継承と独創―
2005.3
徳永光展
〈曖昧化〉の構造―夏目漱石『心』論
2005.3
中川真弓
中世文学における伝承と信仰の基盤
2004.9
仁木夏実
院政期漢詩文の研究
2004.3
廖秀娟
中島敦後期作品研究 ―〈運命〉の表象をめぐって
2004.3
佐藤雅代
王朝和歌表現論 ―平安中期から院政期へ―
2004.3
李育娟
大江匡房の漢文作品における表現世界
2004.3
斎藤理生
太宰治作品の〈笑い〉
2004.3
中村一夫
源氏物語の本文と表現
2004.3
山谷紀子
勅撰三集の研究
2004.3
米田真理子
『徒然草』とその時代 ―転換期の文学
2004.3
新井由美
泉鏡花文学における視覚性
2003.9
屋木瑞穂
樋口一葉と明治二〇年代文芸ジャーナリズム
2003.3
藤井由紀子
『源氏物語』正篇における異界の力
2002.3
チョーティカブラカーイ・アッタヤ
『源氏物語』における出家
2002.3
謝立群
『徒然草』における中国隠逸思想の影響
2002.3
川崎佐知子
『狭衣物語』享受史論究
2001.3
松原一義
『塵荊抄』の研究
2000.9
山崎ゆみ
元禄演劇の研究
2000.3
海野圭介
藤原定家撰述歌学書の基礎的研究
2000.3
加藤昌嘉
源氏物語のコトバと機構
2000.3
中川照将
『源氏物語』における物語の方法
1999.9
申智淑
有島武郎文学における下層の表象
1999.3
高原香苗
中世楽書と説話伝承に関する研究
1999.3
新稲法子
繁昌記ものの研究
1998.9
鷲原知良
近世後期漢詩壇の研究
1998.3
阿部真弓
『弁内侍日記』の総合的研究
1998.3
滝川幸司
平安前期文壇の研究
1998.3
青田寿美
鴎外初期文芸の研究