日本文学・国語学専修 卒業論文題目(2009年度~)

 
   
2016年度
海保青陵『老子国字解』について
坂口安吾『夜長姫と耳男』論―耳男の「耳」と「目」の変化―
女はらから考―『伊勢物語』「初冠」における「女はらから」の意義―
吉田松陰『講盂余話』における「狂」について
梶井基次郎『檸檬』―一顆の檸檬が爆弾に見立てられるまで―
片仮名本『因果物語』の研究―仏教観を中心に―
太宰治『富嶽百景』論―植物イメージ群の効果を中心に――
宮本輝『螢川』論―類似する表現に着目して―
『或る女』におけるヒステリーの機能
ヒーローの名乗りに関する系譜論
梶井基次郎『ある崖上の感情』論
堀田善衛『橋上幻像』―「橋」に込められた意味について―
夏目漱石作品における〈笑い〉の表現について―反復される表情―
安部公房『壁―S・カルマ氏の犯罪』―「世界の果」への到達方法を考察して―
灰谷健次郎『兎の眼』論―小谷先生とコミュニティー
『海と毒薬』における人物造型について
坂口安吾『桜の森の満開の下』論―山賊の恐怖―
太宰治『駈込み訴へ』論―ユダの「ジェラシイ」に着目して―
2015年度
近松世話浄瑠璃の道行について
菅茶山の写生詩―江戸時代後期の漢詩についての一考察
近世日本における『唐詩選』受容―注釈書の系譜をみる―
伊勢物語の古注釈について
江戸文芸における「無間の鐘」受容と変遷について
「平賀張」を考える―「飛花落葉」の文章
三島由紀夫『サド公爵夫人』論―「貞淑」を手がかりに―
源氏物語の「遺言」についての研究
現代表記におけるマイナス性を表すカタカナ
   
2014年度
西鶴本における異体仮名使い分けの研究―装飾性から見る用字法―
庄野潤三「静物」試論―聞こえてくる〈声〉を中心に―
津村記久子『ポトスライムの舟』論―ナガセの労働観を中心に―
泉鏡花「高野聖」試論―その語りをめぐって―
近世後期上方語と江戸語の比較
太宰治『満願』論―「うっとうしい胸のうち」を手がかりに―
近世後期における表記符号「。」の在り方―浮世草子・洒落本・滑稽本・草双紙を中心として―
坂口安吾「風博士」論
人の容姿を評価する表現―名詞を中心に―
長野まゆみ『改造版 少年アリス』論
鈴虫巻における秋好中宮の発心―六条御息所死霊との関わりから―
川端康成『女であること』論―それぞれの「女であること」をめぐって―
『源氏物語』における雪景色―「雪」についての一考察―
   
2013年度
中島敦『斗南先生』論―引用された漢詩に関する考察を中心に―
『源氏物語』若菜巻の考察
「グスコンブドリの伝記」と「グスコーブドリの伝記」の比較
近世後期上方語と江戸語の比較
夜食時分『好色万金丹』『好色敗毒散』論
「プレゼンス」の語史を通して見る、外来語の意味変化について
日本語でのソクラテスの話しぶりについて
日本語オノマトペの二音節語基における音象徴―k-r-型の語基を中心に
作者・為永春水と人情本読者
坂口安吾「桜の森の満開の下」小考
蒙古襲来と近世漢文学―歴史解釈のあり方をめぐって―
「村夫子もの」に見る成島柳北の諷刺―明治初期における言論統制と新聞文芸―
『誹風柳多留』についての一考察―初代川柳評句を中心に―
『源氏物語』朱雀院女三宮の品位について
近世漢詩に詠われた長崎―来遊詩人の作品を中心に―
明治期政治小説における外国語・外来語の表記―須藤南翠、末広鉄腸の作品を中心に―
『源氏物語』における秘琴伝授
東伯耆地方方言における疑問文について
島田雅彦『彗星の住人』論―語り手・場所・時間―
石川丈山「富士山」詩の研究―その古典化をめぐって―
『南総里見八犬伝』船虫論
三島由紀夫『仮面の告白』試論―〈仮面〉と〈告白〉の意味をめぐって―
『源氏物語』の出家の類型―『栄花物語』『大鏡』『今昔物語集』を通して―
明石の君について
   
2012年度
中島敦『斗南先生』論―引用された漢詩に関する考察を中心に―
『源氏物語』若菜巻の考察
役割語としての「ませ」
夏目漱石の病跡について
役割語「貴様」について
おじさんたらしめる言葉「ですな」
安部公房『箱男』論 -箱男とオタクの比較を通して‐
蕪村の芭蕉受容
『今昔物語集』における地蔵説話についての研究
『大納言公任集』考
二葉亭四迷の翻訳小説における文末表現―デアルを中心に―
言語景観からみる北九州市民の方言意識
大阪弁話者の敬語ハル使用意識について
役割語としての「自分」使用の変遷~軍隊語から体育会系へ~
平安文学における文付枝についての一考察
『プールサイド小景』論―プールの役割を中心に―
小林多喜二『蟹工船』についての考察
「僕少女」についての考察
関西弁一人称「わて」の表現効果について
洒落本に見られる振り仮名について
安部公房「S・カルマ氏の犯罪」論―分身という方法―
『枕草子』類聚的章段に関する一考察
   
2011年度
「忍ぶ川」における純愛の表現
堀辰雄『美しい村』試論
乱歩作品と狂気―「空間」の視点から―
安部公房作品についての考察―『燃えつきた地図』を中心に―
大斎院選子周辺の学び―詠歌のための教養として―
『源氏物語』紫の上の出家について
夏目漱石『明暗』について―〈夢〉と〈鏡〉を中心に―
「歯車」論
近世吉原における源氏名の研究
『源氏物語』紫の上の人物造型について
近代日本文学における蝶の表象をめぐって―島崎藤村『若菜集』を中心に―
『落窪物語』女君の人物像について
三島作品にみられる「血」について
新古今和歌集と釈教歌
「食」を通して見る大衆の心―村井弦斎『食道楽』―
日本近現代文学作品における女性同士の関係について
『好色一代男』論
『摂州合邦辻』論
   
2010年度
村上春樹『アフターダーク』における語り手と「あちら側」
関西弁話者とそのキャラクター性の関連について~関西人のステレオタイプは変わったか~
〈上司語〉はいつあらわれたか~「たまえ」を中心に~
三島由紀夫作品における〈音楽〉
「モモちゃんとアカネちゃんの本」と家族について
川端康成作品における犬
芥川龍之介と中国―『支那游記』を中心に―
『本朝二十不孝』考
宮部みゆき作品における超能力について
『TUGUMI』を読む~語り手問題と手紙に目を向けて~
社会性俳句について
能《歌占》考―その構造を中心に―
プロレタリア文学における思想を堅持する女性について
『人間の証明』における登場人物の性格及びその形成
   
2009年度
〈ヤクザことば〉について
宮沢賢治作品にえがかれる業―「雁の童子」を中心に―
文学の中の沖田総司
鷺沢萌と【朝鮮・韓国】
『宇治拾遺物語』における狂惑の法師について
小川未明『赤い蝋燭と人魚』と児童文学
白詩受容における菅原道真の独自性
『宇治拾遺物語』「雀報恩事」考―類話との比較を通して―
『枕草子』における色彩表現の意味するもの
『懐硯』巻二の四「鞁の色にまよふ人」論―仏教思想と先行文学作品の影響を中心に―
社会階層に対応する役割語―翻訳作品を中心に―
「おばあさん」の役割語
『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』の世界
『徒然草』における時と銭―第一〇八段を中心として―
『世間妾形気』巻四をめぐって