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懐徳堂研究センターとは

平成11年(1999)、大阪大学文学部の附属施設として「懐徳堂センター」が開設されました。

それから10年後の平成21年(2009)5月、「懐徳堂センター」が改組され、新たに「懐徳堂研究センター」が発足しました。

このセンターは、大阪大学人文学研究科の教育理念に沿って、懐徳堂に関わる調査・研究・広報の拠点としての役割を果たすことを目指します。

懐徳堂研究センターの業務

  1. 懐徳堂に関わる調査・研究、資料の収集・作成(デジタルコンテンツを含む)
  2. 『懐徳堂研究』(年1固定期)、パンフレット、ニューズレタ一(不定期)等の広報媒体の編集・刊行
  3. 懐徳堂研究の総合サイ卜「WEB懐徳堂(http://kaitokudo.jp/)」の管理運営
  4. 学内外における懐徳堂資料の展示、講演会などの開催
  5. 懐徳堂記念会の事業に関わる資料調査等の協力
  6. 本学附属図書館および総合学術博物館の業務に関わる懐徳堂関係資料の調査等の協力

懐徳堂研究センターのシンボルマーク

懐徳堂研究センターのシンボルマーク懐徳堂研究センター発足を機に、研究の意義を新しい価値観として未来へ創出していくため、新たにシンボルマークを制定しました。

このマークは、「温故知新」を基本コンセプトに、中井履軒が作成した天体模型「天図」をモチーフとして開発したもので、無制限、永遠性を象徴する「円」を基調としています。天図が地球を中心に回転する様をデザインすることにより、未来への躍動感を表現しています。

懐徳堂関係組織略年表

沿革
享保9年(1724)大坂今橋(現・大阪市中央区)に懐徳堂が設立。
享保11年(1726)幕府が懐徳堂を「大坂学問所」として官許。
明治2年(1869)懐徳堂が閉校
明治44年(1911)懐徳堂記念会 設立。
大正2年(1913)文部省が懐徳堂記念会を財団法人として認可。
大正5年(1916)懐徳堂記念会が懐徳堂を再建(重建懐徳堂)。
昭和6年(1931)大阪帝国大学が発足。
昭和20年(1945)空襲により重建懐徳堂が焼失
昭和22年(1947)大阪帝国大学が大阪大学へ改称。
昭和23年(1948)大阪大学に法文学部を設置。
昭和24年(1949)大阪大学が新制大学へ移行。
大阪大学法文学部から文学部が独立。
重建懐徳堂の蔵書と職員を大阪大学へ移管。
平成11年(1999)文学部の「大学院重点化」開始。
大阪大学文学部内に「懐徳堂センター」を設置。
平成14年(2002)(財)懐徳堂記念会が嘱託研究員制度を廃止。
記念会の研究機能の一部を「懐徳堂センター」が担当。
平成16年(2004)大阪大学が国立大学法人となる。
平成21年(2009)「懐徳堂センター」が改組され「懐徳堂研究センター」発足。

スタッフ(令和4年4月現在)
センター長 輪島裕介 (本研究科教授)
職員 横井裕人