平成18年度文学研究科共同研究・研究成果報告書
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申請者氏名 |
出原隆俊 ㊞ 内藤高 ㊞ |
下記のとおり共同研究成果を報告いたします。
記
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研究テーマ |
日韓国際学術交流フォーラム 方法としての越境―東アジアにおける<近代>と異文化接触 |
[研究組織]
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氏名 |
年齢 |
所属機関・職名 |
研究分野 |
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内藤 高 |
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大阪大学大学院・教授 |
比較文学 |
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出原 隆俊 |
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大阪大学大学院・教授 |
日本文学 |
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川村 邦光 |
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大阪大学大学院・教授 |
日本学 |
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金水 敏 |
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大阪大学大学院・教授 |
国語学 |
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佐伯 順子 |
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同志社大学・教授 |
比較文学 |
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崔 在 |
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韓国外国語大学校・教授 |
比較文学 |
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鈴木 暁世 |
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大阪大学大学院・助教 |
比較文学 |
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姜 素英 |
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大阪大学大学院・博士後期課程 韓国外国語大学校・博士後期課程 |
比較文学 |
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松本 陽子 |
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大阪大学大学院・博士後期課程 |
日本文学 |
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大阪大学大学院・助教 |
日本文学 |
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真鍋 昌賢 |
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大阪大学大学院・助教 |
日本学 |
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岡崎 友子 |
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就実大学・講師 |
国語学 |
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平松 秀樹 |
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大阪外国語大学・非常勤講師 |
タイ文学 比較文学 |
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荘中 孝之 |
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京都外国語大学・講師 |
比較文学 |
[研究概要:当初の目的・計画の達成状況、明らかにできた成果などをご記入下さい]
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本共同研究の主目的は、大阪大学と韓国外国語大学との共同主催による日韓学術交流を通して、日本と東アジアとの関係を<近代>における異文化接触という点に焦点を絞って考察し、日本文学・比較文学・国語学・日本学という広い視野での日本研究からのアプローチによって問い直し、国際共同研究とシンポジウム開催を活性化することにあった。 本研究は2004年度の「台湾における日本文学・国語学の新たな可能性」(2004年12月12日、於台湾長榮大学)、2005年度の「アジアの表象/日本の表象」(2005年12月22日、於 タイ、チュラロンコーン大学)を発展継続させる形で行われた研究であり、国際フォーラムは2006年12月9日韓国ソウル市の韓国外国語大学校で行われ、事前・事後に大阪大学で打ち合わせ・研究会を行った。このフォーラムの内容は、比較文学、日本文学、日本学、日本語学等にわたるものであった。 フォーラム及び4回にわたる研究会ともに、それぞれ重要な成果を得ることができたが、特に日本の若手研究者にとって、韓国の日本研究者達と学術交流し、とりわけかつて大阪大学で比較文学、日本学などを学んだ留学生と韓国の地で学術情報を交換するという貴重な機会に恵まれた。報告書には、日韓双方からの研究報告を収めることができたことを特記しておきたい。 また本年度は、比較文学(講演1名、発表3名、シンポジウム1名)日本文学(発表1名)、日本学(発表1名、シンポジウム1名)、国語学(シンポジウム1名)という複数の研究分野からの参加があり、日本における最先端の研究者による分野を超えたシンポジウムが行われた。特にフォーラムの主旨「方法としての越境」の通り、韓国と日本の境界が強く意識された内容であった。今回は韓国外国語大学の研究者の方々にもディスカッサントとして参加して頂き、韓国の研究者の視点からの意見が活発に出された。このため、日本と韓国の研究者同士の学術情報や資料の提供や、知識の共有・連携が行われた。以上のことから、日韓共同研究という組織的な研究協力体制の推進と緊密な日韓学術交流ネットワークの基盤を形成出来たと考えられる。 |
[研究会等の開催実績、刊行・公表された研究成果(論文・書籍等)をご記入下さい]
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〔1〕研究会 第1回 報 告 者: 講演題目:Kazuo Ishiguroの文体とテーマに見られる日本的美学 ―谷崎潤一郎『文章読本』を参照して― ディスカッサント:有満 保江(同志社大学 言語文化教育研究センター・教授) 会 場:大阪大学大学院文学研究科本館2階 第一会議室 第2回 報 告 者:崔 博憲(大阪大学大学院博士後期課程退学・英知大学非常勤、日本学) 講演題目:自分に新しい名前をつけるために ―李良枝、姜信子、そして民族― 司 会:真鍋 昌賢 会 場:大阪大学大学院文学研究科本館1階 中庭会議室 第3回 テ ー マ:越境する書き手たちと「上海」 報 告 者:松本 陽子(大阪大学大学院博士後期課程) 講演題目:武田泰淳と上海 報 告 者:鈴木 暁世(大阪大学大学院・助手) 講演題目:芥川龍之介における「放浪」 ―アイルランド移民との交流をめぐって― コメンテイター:大橋 毅彦(関西学院大学・教授) 吉岡 由紀彦(大阪産業大学・非常勤講師) 司 会:平松 秀樹 会 場:大阪大学大学院文学研究科本館1階 中庭会議室 第4回 報 告 者:柿田 肇(大阪大学大学院・日本学) 講演題目:他者表象と境界 ―描かれた戦時空間・西東三鬼『神戸』を起点に コメンテイター:大橋 毅彦(関西学院大学・教授) 永岡 崇(大阪大学大学院博士後期課程、日本学術振興会特別研究員) 司 会:小山 有子 会 場:大阪大学大学院文学研究科本館1階 中庭会議室 〔2〕国際フォーラム 会 場:韓国外国語大学校 教授会館2F講演室(SEOUL市、東大門区) 主 催:韓国外国語大学校大学院日本近代文学会、大阪大学大学院文学研究科 ワークショップ 松本 陽子(大阪大学大学院・博士後期課程) 「戦時下上海の光景 ――武田泰淳『上海の蛍』論―」 鈴木 暁世(大阪大学大学院・助手) 「芥川龍之介におけるアイルランド文学受容―背景としての「朝鮮」への距離」 コメンテイター:尹 相鉉(漢城デジタル大学・非常勤講師) 小山 有子(大阪大学大学院・博士後期課程) 「衣服の“近代化” 〜明治期婦人雑誌記事を中心に〜」 コメンテイター :荘中孝之(京都外国語大学・講師) 講演 内藤 高「比較される韓国・日本―イザベラ・バード等の旅行記を手掛りに」 研究発表 姜 素英(大阪大学大学院・博士後期課程)「横光利一と植民地<朝鮮>」 趙 柱喜(韓国外国語大学校・博士後期課程)「安倍能成の『静夜集』に現れた韓国像」 コメンテイター:金 骭O(仁荷大学・非常勤講師) 佐伯 順子(同志社大学・教授) シンポジウム 司会・崔 在普i韓国外国語大学校・教授) 川村 邦光 「異郷のオトメ―アジア植民地からのオトメたちのお便りと体験」 金水 敏 「日本の近代化とことばの性差」 佐伯 順子 「キーセンと芸者―女としてのアジア」 ディスカッサント:岡崎 友子(就実大学・講師) 朴 容九(韓国外国語大学・教授) 鄭 相哲(韓国外国語大学・教授) 平松 秀樹(大阪外国語大学・非常勤講師) 小山 有子(大阪大学大学院・博士後期課程) 〔3〕研究報告書 『2006年度大阪大学大学院文学研究科共同研究報告書 日韓国際学術交流フォーラム 方法としての越境―東アジアにおける<近代>と異文化接触』(2007年3月) |