■今日の調査成果

 2002年8月14日(水)図面作成・写真撮影・宿舎撤収

前方部墳頂調査区では川西市の旧調査区の埋め戻し土を掘削し、その形を検出した。
また、その部分の平面図と断面図を作成した。

本調査区の埋め戻しを行った。

明日は、本日掘削した部分の全景写真と断面写真を撮影する。その後、順次埋め戻しにはいる。
図面作成
前方部墳頂調査区を北から
東クビレ部トレンチでは平面図にコンターラインを入れ、全ての作業が終了した。その後、埋め戻しを行った。 埋め戻しの様子
東クビレ部トレンチを南東から
前方部南トレンチは平面図が完成した。断面図も、土層注記を除いて終了した。

明日は土層注記を行った後、順次埋め戻しにはいる。
断面を実測中
前方部南トレンチを東から
墳頂部南棺調査区では掘り込みの断面の精査を行った。
その結果、これまで考えていた墓壙と棺のラインが確かなものであることを確認した。

明日は東小口と中央の掘り込みの断面写真、全景写真を撮影し、断面図を作成する。その後、埋め戻しを行う予定である。
掘り込み部分の精査
上:墳頂部南棺調査区を南から

東側小口の精査
下:東側小口を北から
本日をもって、宿舎から撤収した。ほとんどの機材を大学に運び込んだ。
機材を大学に戻した
まとめ
本日宿舎を引き払い、明日以降の調査は通いで行う。本日東クビレ部トレンチでは埋め戻しが終わり、全ての作業が終了した。残りわずかな日数であるが、集中して作業を行いたい。

勝福寺古墳発掘調査
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