発掘調査五日目

 2005年8月11日 
各調査区の掘削

今日はさらに各トレンチで掘削が進みました。
北東トレンチ②の西側に設けられたサブトレンチ内では、窯壁の輪郭が確認できました。赤褐色の部分が被熱層で、そこに窯があることが分かります。
赤褐色の土の広がりです。
南北間アゼトレンチでは、焚口を確認するために西側にトレンチを拡張しました。そこから窯体片が出土しました。
今日拡張した部分です。
南東東トレンチの西側では昨年掘削した、南東拡張区あぜを取り除き、その結果昨日確認した赤褐色の土の広がりが、東に伸びていることが分かりました。
手前が南東東トレンチの西側です。
まとめ
 五日間の調査を経て、窯の全体像が見えつつあります。より詳細に理解するために日曜まで掘削を続ける予定です。
篠大谷3号窯
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