発掘調査十五日目

 2005年8月22日 
床面を求めて・・・その3!

窯体内の掘削を行うなど、窯の構造の把握が進みつつあります。
南北間アゼトレンチでは、窯壁と天井が部分的に、本来の形で検出されました。
本来の形で現存しています。
平坦面西トレンチでは、80cmほどの深さまで掘削しており、東区の断割りから緑釉陶器が10点ほど出土しました。
連日緑釉陶器が出土しています。
昨年に引き続き、平坦面西トレンチから三叉トチンが一点出土しました。緑釉陶器を作っていたことが、この遺物からも窺われます。
三叉トチンです。
まとめ
 全体的に床面が検出され、窯の構造が分かってきました。明日は窯の床の全面を検出する予定です。
篠大谷3号窯
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