発掘調査十七日目

 2005年8月24日 
写真撮影

今日は写真撮影を行いました。窯跡全体の全景写真を撮影し、また必要に応じて部分ごとの写真を撮影しました。平坦面西トレンチでは引き続き掘削を行いました。
本日は、まず全員で写真に写る範囲の清掃を行った後に写真撮影を行いました。曇りがちな空模様で、写真撮影には非常に適した日でした。
3-1号窯(右)と3-2号窯(左)の全景写真です。
発掘現場ではこのようにやぐらを組んで、上方から写真を取ることがあります。また、写真撮影前には噴霧器で地面を適度に湿らせます。こうしないと、土が乾燥して白っぽくなり、元の土の色が分からなくなってしまいます。
写真撮影の風景です。
写真撮影と並行して、平坦面西トレンチでは掘削を行いました。また、残っていたアゼ(画面中央)の除去も開始しました。アゼの中からも緑釉陶器が数点出土しました。
平坦面西trの様子です。
まとめ
 今日は天気が悪いという予報でしたが、雨は降りませんでした。そのおかげで、写真撮影が予定より早く進みました。まだアゼの土層の写真撮影などが残っているので、明日以降も迅速かつ丁寧に作業を行っていきたいと思います。
篠大谷3号窯
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