2002年7月19日(金) 掘削

本日は昨日に引き続き掘削が行われた。
前方部墳頂調査区では表土はぎと清掃を行った。また1971年に川西市が調査したトレンチの再掘削を行った。
前方部西トレンチでは東西二箇所の撹乱部分を掘り進めた。そして各層の関連を調べるためサブトレンチを設定した。

トレンチの東端では墳丘の盛り土ならびに地山が検出された。
東クビレ部トレンチにおいては引き続き掘削を行った。南側サブトレンチ内にて地山層らしき層が検出された。
前方部南トレンチでは、崖面、壁面の清掃、床面の掘削を行った。1971年に川西市が検出した南棺の存在を確認するため崖面の精査を行っている。
まとめ

本日は各トレンチともに本格的な掘削がおこなわれた。新たな層や遺物などが検出され、調査は順調に進んでいる。