■今日の調査成果

 2002年8月7日(水)掘削・精査・写真撮影・図面作成

前方部墳頂調査区では割り付けを行った後、平面実測に入り、ほぼ終了した。
また、調査区東壁の写真撮影を行った。この土層断面図もほぼ完成した。

明日は、平面図に標高を描き入れ、写真撮影のための精査を行う。
東壁の土層断面図を作成中
前方部墳頂調査区を北から
東クビレ部トレンチでは掘削がほぼ完了し、トレンチ周辺の清掃に入った。

東拡張区ではさらに掘削を進めた。拡張した部分に傾斜が緩やかになるところが見られたので、ここが、墳裾の可能性がある。
本調査区と東拡張区を北から
東クビレ部トレンチ上部を北東から
前方部南トレンチでは、午前に清掃を行い、午後から、全景の写真撮影に入った。

明日も写真撮影を行う。その後、図面作成のための割り付けにはいる予定である。
全景の写真撮影
写真撮影の様子
南拡張区の精査前方部南トレンチ南側を北から
墳頂部南棺調査区は東側小口の掘り込みの断面で検出した墓壙と盛土の境目を平面でも検出した。 墓壙を検出中
墳頂部南棺調査区を東から
今回の発掘調査の成果と現地説明会告知を兼ねた記者発表が行われた。
記者発表の様子
まとめ
ほとんどの調査区で残っている作業は写真撮影と図面作成である。調査も大詰めを迎えている。


勝福寺古墳発掘調査
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