勝福寺古墳発掘調査2003    


今日の調査成果

 2003年7月28日(月) 掘削・精査

各トレンチで掘削が進められている。どのトレンチも重要な局面を迎えている。
iあぜ(遺構を埋める土の堆積状況を見るために残しておく部分)の除去中に近代のものと考えられる瓦が出土したので、出土状況を記録するための写真を撮影した。

前方部南トレンチ(遺物撮影中)

昨日に引き続き、各トレンチで遺物を検出した。
後円部北東トレンチ、東クビレ部トレンチ、前庭部トレンチで埴輪片を検出した。
右の写真は、東クビレ部トレンチの埴輪出土状況である。
(カーソルを写真の上に合わせると、出土した埴輪片の拡大図がご覧になれます)


東クビレ部トレンチで
出土した埴輪片(白丸印が埴輪片)

一日の終わりに、その日の調査経過報告を各トレンチを回って行う。
これによって、全員が調査によって得られた毎日の成果を確認することができる。

前方部南トレンチでの現場ミーティング風景

まとめ
いくつかのトレンチではおおよそのメドがつき始めた。それらのトレンチではこれからは全景写真や図面作成のための準備を行う段階に入ろうとしている。


勝福寺古墳発掘調査
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