勝福寺古墳発掘調査2003    


今日の調査成果

 2003年8月1日(金) 掘削・全景写真撮影

前方部南トレンチでは全景の写真撮影が行われた。またそのほかのトレンチは掘削作業を終えつつある。八月に入り、厳しい暑さの中で作業が続けられている。
東クビレ部トレンチでは墳丘裾部を作り出すために地山直上に平坦に敷かれた粘質土を検出。さらにそれを追求するためトレンチを東に30㎝拡張した。
東クビレ部トレンチ
作業風景
右の写真は東クビレ部から出土した形象埴輪片である。甲冑形埴輪の一部と考えられる。鋲の表現が見られる。
東クビレ部出土
形象埴輪片
前方部南トレンチでは、本日、報告書記載用の全景写真撮影が行われた。
前方部南トレンチ全景写真作業風景

まとめ
前方部南東トレンチでは、明日全景の写真撮影を行う予定である。来週には記録作業が主となってくる。一方、宿舎でも現地説明会に向けて、展示する遺物のピックアップ、実測、そして写真撮影などが、夜を徹して行われている。現地説明会までもう間もなくだ。


勝福寺古墳発掘調査
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