今年は珍しく晴天の春旅行となりました。
今回の目的地は大阪のお隣、兵庫県です。
バスで高速道路を走ること1時間半、
最初の目的地であるたつの市に到着しました。
ここで今回の旅のサプライズゲスト、
たつの市の岸本道昭さんと合流です。
お忙しい中ガイドを引き受けて頂き本当に
ありがとうございました。
まず、たつの市文化財センターで、たつの市の遺跡に関する展示を見た後、近くにある新宮宮内遺跡を見学しました。
市民の方々の手で復元された弥生時代の竪穴住居が、本格的でびっくりしました。
その後はバスに乗って、同じたつの市の
馬立古墳群・養久山古墳墓群へ。
どちらも山の中に所在する古墳、
考古学には体力が必要であると痛感しました。
しかし、山頂に位置する養久山1号墳では瀬戸内海まで見渡すことができる、見事な景色に出会う事ができ、登山した甲斐がありました。
登山でいい汗をかいたところで昼食タイムです。
今年の昼食はボリュームたっぷりのとんかつでした!
昼食後は相生市へ場所を移し、方形の墳丘と、残りの良い石室をもつ若狭野古墳を見学しました。
再びバスに乗って赤穂市へ入ります。
赤穂市では「日本一小さな考古館」として有名な有年考古館を見学しました。
ここではOBの山中さんに解説していただきました。
その後は徒歩で有年原田中遺跡公園へ。
墳丘墓や、復元された特殊な器台などを見学しました。
そして、春の旅行最後の遺跡は同じく赤穂市の蟻無山古墳群です。
この山には面白い伝説があるのだとか。
(私が探した限りでは蟻は見つかりませんでした。)
見学の後は大阪へ帰り、新入生歓迎の飲み会を開催、楽しい夜となりました。
今回は最初から最後まで晴天に恵まれ、
絶好の旅行日和となりました。
今回は岸本さんをはじめとしたたつの市、赤穂市の皆さま、有年考古館の皆さまに大変お世話になりました。
最後となりましたが、篤く御礼申し上げます。
(文責:3回N)