長尾山古墳発掘調査2009

− 2009年度大阪大学夏期発掘調査フィールドワーク −

現地での発掘調査は2009年9月27日で終了しました。

調査地の位置
大阪大学考古学研究室では例年夏季に発掘調査を行い、調査を通じて研究および考古学実習の学習活動を進めているところです。大阪大学では近年、西摂猪名川流域をフィールドとして古墳時代の首長墳の動向を解明する調査を進めています。2000年から2004年にかけて実施した兵庫県川西市勝福寺古墳の測量・発掘調査では、継体大王期(6世紀前葉)の当地域の古墳時代史に新たな像を提示することができました。宝塚市長尾山古墳は、勝福寺古墳と同じ長尾山丘陵上にある有力古墳です。昨年度は長尾山古墳の墳頂を調査しました。今年度は調査区を増やし、埋葬主体や墳形などのさらなる情報を得る予定です。


*ここで紹介する調査所見はあくまでも未確定のものであることにご注意ください。発掘現場ではさまざまな可能性を考えながら慎重に掘り進めて行きますが、あらたな事実の発見、調査団内での議論によって、前日までの解釈が大きく変わることがしばしばあります。


INDEX

日々の調査成果 調査中、毎日お伝えしてきた「今日の調査成果」を閲覧することができます
 今回の調査と目的  長尾山古墳の概要と今回の発掘調査の計画について述べます。
 中高生の皆さんへ  今年の発掘調査について、中高生の皆さんにわかりやすく解説します。

2007年度 2008年度 
2007・2008年度の現地説明会資料です。



調査区配置図





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