野中古墳とは

野中古墳の発掘調査

1964年春から夏にかけて実施された野中古墳の発掘調査は、数多くの成果をもたらしました。現地調査の主担当者であった北野耕平(きたのこうへい)先生によって、当時の調査風景が映像として残されています。相次ぐ発見の数々を貴重な映像を通じてみていきましょう。

野中古墳発掘調査の風景1

陶質土器・須恵器・滑石製模造品の検出―(約7分)
草根がはりつめた古墳表面の土を掘り下げてゆくと、数々の土器が出土しました。この画像では、掘削の様子と陶質土器、須恵器、滑石製模造品が掘り出されてゆく過程がご覧いただけます。

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野中古墳発掘調査の風景2

発見された武器と武具―(約5分)
当時の地表面から深さ約1m掘削すると、赤褐色に錆びた鉄板が発見されました。さらに調査を進めると甲冑が列をなしておさめられていることが判明しました。この動画では、甲冑や鉄剣・鉄刀、鉄鏃といった武器・武具の検出状況を中心にご覧いただけます。

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野中古墳発掘調査の風景3

甲冑の取り上げ作業―(約3分)
かつては頑強だった甲冑も長年、土中に埋納されていると朽ちてゆきます。この動画では、長い年月を経て再び光をあびた甲冑を取り上げてゆく様子をご覧いただけます。

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