フランス文学専修
フランス文学は、中世の騎士道恋愛物語や寓意物語から、20世紀のフーコー、デリダまで、世界の文学・思想の先端に位置して、大きな影響を与え続けてきました。当専修ではこのようなフランス文学の魅力をさまざまな角度から研究しています。専任スタッフはそれぞれ小説、詩、思想という異なるジャンルを専 フランス語史の諸問題門としており、授業科目も中世から現代まで、詩、演劇、思想、語学などあらゆるジャンルにわたって、皆さんの関心に応えるように配慮しています。フランスの学者や作家を招聘したり、交換留学制度を活用してフランスの大学で学んだり、日仏の学術・教育交流も活発に行っています。知的好奇心をふんだんに持って、フランス語を少しずつ学んでゆけば、狭い研究室がいつしか広い世界へ通じています。学生たちが自主的に作ったホームページをごらんください。フランス文学研究室の自由で暖かな雰囲気が伝わってくると思います。
学生たちが自主的に作ったホームページをごらんください。フランス文学研究室の自由で暖かな雰囲気が伝わってくると思います。
フランス文学研究室へ
教員紹介
教授 和田章男
わだ あきお フランス文学 プルーストを中心とするフランス近現代小説、生成研究、文学と場の研究 |
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- メッセージ
- 文学が普遍性を持つことは確かです。たとえ外国文学であろうと、言語を学ぶことによって理解し、その美しさを味わうことができます。しかし文学に特殊性があることも事実です。いつ、どこで、誰によって書かれたか、ということから特殊性が生れます。現代の文学研究の主流は、文学テクストを同時代の文化的・歴史的コンテクストに置き直し、失われた意味を蘇らすこと主眼としています。人、場、時が相互作用を及ぼしながら、言葉の芸術が生れます。文学作品に刻み込まれた言葉には、それぞれの時代の人、モノ、精神、夢、欲望、世界観などが詰まっています。言葉に秘められた意味を少しずつ発掘していくと、徐々に見えてくる限りなく広い世界があるはずです。フランスには中世から現代に至るまで時代を証言するモニュメントがふんだんに存在するように、文学も豊富かつ多彩です。大きく開かれた「凱旋門」をくぐれば、そこには新しい世界が見えます。
- 趣味
- 合唱、犬の散歩(トイ・プードルを3匹飼っています)
准教授 山上浩嗣
やまじょう ひろつぐ フランス文学/フランス思想 パスカルの作品を中心としたフランス17世紀宗教思想の研究 |
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- メッセージ
- 大学に入ってなにげなく選択したフランス語に惹かれ、ついできらびやかな光を放つフランス現代思想に興味をもつようになりました。辞書を引きながらやっと読み通したミシェル・フーコー『言葉と物』の古典主義時代の記述に啓発を受けたことから、17世紀の思想家ブレーズ・パスカルの研究に足を踏み入れました。ふまじめな学生であった私が、フランス留学を経て大学の教員になるなどとは、当時まったく想像もしていませんでした。その間に読みえた本はそれほど多くはありません。たったひとつの古典作品からでも、読解と分析の方法を習得すれば、限りなく多くのことを学ぶことができます。ときに反発を覚えるテクストにも、あらゆる予見を排除して真摯に向き合えば、著者の真情が理解できるようになり、次第に共感や感動が生じてくることでしょう。思うに、文学研究の営みとは、そのような稀な瞬間の探究にほかなりません。授業ではその喜びを伝えたいと思っています。
- 趣味
- 自宅では子育てに専心しています
外国人教師 Agnes Disson
アニエス・ディソン フランス文学/フランス語学教育 フランスの象徴詩・現代詩、フランス現代小説。
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- メッセージ
- 語学のクラスでは、生活の中で実際に出会うもの(フランスの新聞記事、ラジオ放送、ゲーム、広告など)を教材として用いて、生きた言葉を学びます。文学のクラスでは、厳密で体系的なテクスト分析の方法を学習します。論理的な思考力を磨き、積極的に意見を発表することが肝要です。授業とは、教師が一人で話し続けるものではありません。テクストの解読も、質疑応答という教師と学生との対話・議論によってなされるものです。私はフランスの現代文学、特に現代詩(ジャック・ルーボー、ピエール・アルフェリ、アンヌ・ポルチュガルなど)を主に研究しています。現代フランスで活躍している作家や詩人を招き、授業や講演会において、作品の朗読、テクストの分析、創作の秘密など、作者自身との対話を通して、豊かな創造世界に案内します。
- 趣味
- ジャズ音楽と猫が大好きです。
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