インド哲学専修
インド哲学専修では、仏教も含めた古典インドの様々な思想や宗教の研究を行います。具体的には、主としてサンスクリット語(梵語)やそれから発展した言語(パーリ語など)で書かれた文献の解読が研究の中心となります。サンスクリット語は、初心者には難解に見えますが、内実はとても明晰な言語であり、批判的・論理的思考の訓練には格好です。したがって、この言語を用いるインド哲学も実に「道理にかなった」世界です。仏典を原文で読むことで、インドの仏教が現在の日本の仏教と如何に異なっていたかが理解できます。語学(サンスクリット語以外に、辞書や文法書、研究書を利用するのに諸現代語:重要性の順から独・英・仏語が必要)をはじめとする訓練を根気強く積むことが必要ですが、難問を解決することが好きなチャレンジ精神に富むものには飛躍の舞台となることでしょう。
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教員紹介
教授 榎本文雄
えのもと ふみお インド学/インド仏教 ブッダを中心とした初期のインド仏教の文献や思想を、当時のインドの言語や思想全体の視点から研究する。 |
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- メッセージ
- インドに旅すると強烈なカルチャーショックを受けるように、書物を通じて古典インドを学ぶものも価値観が根底から逆転するのを知ることになります。「人々が楽しみと思うことが苦しみであり、苦しみと思うことが楽しみである。」何が幸福であり、何が不幸なのか。インド哲学は人生に対する根本的な問いかけに満ちています。かくて、仏教を含めインドに生れた種々の思想・宗教は、苦悩を脱し、安らぎに至る仕組みを幾重にも構築してきました。その仕組みをインド語原典から共に辿ってみたいと思います。学界で通説とされるものも、詳しく精査すると、本当は何もわかっていないことが大半なのです。
- 趣味
- テレビを見たり、音楽を聴いたり、旅行をしたり。
講師 堂山英次郎
どうやま えいじろう 古代インド/イラン文献学/比較言語学 ヴェーダ語文献を中心とする古代インド語、及びアヴェスタ、古ペルシャ語碑文を中心とする古イラン語を、比較歴史文法の立場から研究する。 |
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- メッセージ
- 古典語の学習は、言葉に対する洞察力や論理的思考を養うための、最高の訓練の場を与えてくれます。サンスクリット語を始めとするインドの諸言語は、まさにその格好の材料であると言えます。現代に生きる我々が、時空を超えて古代の人々の言語文化に触れ、その背景にある思想を繙いてゆく—それは人間存在を見つめ直すための貴重なきっかけとなることでしょう。古代インドの文献は、現代人に多くのことを語り続ける人類の財産なのです。
- 趣味
- スポーツ観戦,音楽鑑賞,鉄道・車の旅
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