教授 中岡成文
| なかおか なりふみ 1950年生。1973年、京都大学文学部哲学科卒。1978年、京都大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程単位修得退学。文学修士(京都大学)。1980年、福岡女子大学専任講師。1987年、大阪大学准教授。1996年9月、大阪大学教授。2000年4月より医学系研究科「医の倫理学」教授を兼任。2005年4月、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター長。 専攻:倫理学/臨床哲学 |
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- 研究紹介
- ヘーゲル弁証法、解釈学、ハーバーマス、システム論などの西洋思想のほか、京都学派(西田幾多郎、田辺元、三木清)の哲学、1930年代思想(日欧米)にも関心を持つ。1990年代後半からは鷲田教授とともに臨床哲学のプロジェクトを充実させることに力を注いでおり、とくに医療・看護・介護関係の社会人とつきあったり、哲学カフェにかかわったりしているので、従来タイプの哲学研究とはかなり肌合いが違ってきているかもしれない。平成13年4月より医学系研究科の「医の倫理学」教授を併任。それとの関連で、「ほんとうの内容をもったコミュニケーションを促進するスキル」ということが今大きなキーワードになると考えている。
- メッセージ
- 「動きながら考える」を標榜しているが、私自身もともと実践的なタイプだったわけではない。本を読むことが好きであってもちろんいい。ただ、エネルギーをそれだけに限定せず、現場からの風に敏感に反応する元気と責任感のある若者に会いたい。
- 主要業績
- 「否定性と規範──ヘーゲル哲学における実践的なもの」『思想』第684号、1981年6月;「意味と主体のポジシオン」『理想』第638号,1988年4月;「コミュニケーションの戦略」(現代哲学の冒険14『浮遊する意味』)岩波書店,1990年6月;「〈境界〉の制作──30年代思想への接近」『思想』第882号,1997年12月;「ケアする欲求、欲求するケア──臨床哲学のために」,『メタフュシカ』第30号、大阪大学大学院文学研究科哲学講座,1999年12月
- 概説・一般書
- 『臨床的理性批判』岩波書店,2001年10月;『私と出会うための西田幾多郎』出窓社,1999年10月;『ハーバーマス』講談社,1996年12月;『知のパラドックス』岩波書店,1997年1月(共編著);『西洋哲学史【近代編】』ミネルヴァ書房,1995年4月(共編著);『システムと共同性』昭和堂,1994年11月(共編著)
本専門分野は文学研究科の研究領域全体に関わる基礎研究と並んで、広く他の学問領域までを視野に入れ横断的に学際的研究を行う思想研究部門として設置されています。