文化形態論専攻は、古今東西の多様な文化事象を主として「形態」という側面から分析しようとする専門分野によって組織された専攻です。ここに「形態」というのは、もう一つの文化表現論専攻の「表現」に対応する概念として大学院の重点化にともなって新しく構想されたもので、主として文化の基底をなす原理や制度や歴史などを研究対象とする領域を意味しています。ここには従来の哲学・歴史学・文化学・考古学・人文地理学などの領域が含まれ、さらに共同研究を通じて、それら各領域相互の交流促進をはかる機能をもったセクションも含まれています。
また「文化基礎学」「地域社会論」の2専門分野は、広域文化形態論講座として、平成10年度に開設された新しい専門分野です。いずれも学際的な共同研究を組織・実施することを、教育・研究の主眼においています。大学院の学生が、この2分野に直接所属することはありませんが、博士後期課程の学生は、各分野で提供される共同研究にメンバーとして参加することによって、広範な視野と学際的研究方法とを身につけることができます。共同研究のテーマによって、国内外から招聘される研究者(教授あるいは准教授)が、研究会の中心メンバーとなります。
文化表現論専攻は、古今東西の多様な文化事象を主として「表現」という側面から分析しようとする専門分野によって組織された専攻です。ここに「表現」というのは、もう一つの文化形態論専攻の「形態」に対応する概念として大学院の重点化にともなって新しく構想されたもので、主として文化のさまざまな具体的表徴現象を研究対象とする領域を意味しています。ここに従来の文学・語学・芸術学などの領域が含まれ、さらに共同研究を通じて、それら各領域相互の交流をはかる機能を持ったセクションも含まれています。
また「言語文芸学」「文化情報学」「異文化交流論」の3専門分野は、平成11年度に開設された新しい専門分野です。いずれも学際的な共同研究を組織・実施することを、教育・研究の主眼においています。大学院の学生が、この3分野に直接所属することはありませんが、博士後期課程の学生は、各分野で提供される共同研究にメンバーとして参加することによって、広範な視野と学際的研究方法とを身につけることができます。共同研究テーマによっては、国内外から招聘される客員教官(教授あるいは准教授)が、研究会の中心メンバーとなります。
文化動態論専攻(修士課程)は、古今東西の多様な文化事象を主として「動態」という側面から分析しようとするコースによって組織された専攻です。ここに「動態」というのは、社会の急激な変化によって、旧来の伝統的な人文学の体系の中では解明しきれないような文化的諸問題が多数生起していることに対応して構想されたもので、人文諸学への知見を有して分野横断的な発想に長け、高度の言語的能力と他者理解力を備えた、教育、放送、出版、文化事業、文化行政等に関わる高度専門職業人を養成することをめざします。また、学校教員等のリカレント教育にも積極的に関与していきます。