8月5日(金) 調査区各所より遺物出土(調査8日目)
いつも、同じセリフで始まりますが、本日は本当に猛暑でした。

左写真は、調査区南西コーナー部の中・近世遺構面の検出状況です。この面を覆っている遺物包含層より、唐津焼(からつやき)の細片が検出されていることから、後述するように土師器(はじき)や瓦器(がき)が検出されているこの遺構面が形成されたのは、それ以前の時期である可能性があります。
奥から、4つほどの遺構がみつかっており、その内一つ(SK01)からは、瓦器(がき)の破片が出土しています。
 左写真の中央にあるのは、は近代の攪乱からみつかった埴輪片です。このように新しい攪乱土中から古墳時代の遺物が検出されるのも、当遺跡の特徴です。
左の写真は、調査終了後の道具洗浄の様子です。現場プレハブ横に蛇口を設置してますので、機材のメンテナンスは大変らくちんです。