8月8日(月) はじめての夕立(調査9日目)
本日もやはり猛暑でした。

左写真は、調査区北東の炭混じり暗褐色層の検出状況です。人物の左下の部分がその落ち込みで、当初は上面からの新しい攪乱であると考えていましたが、細かな骨の細片とともに、多数の瓦器片が出土したことから、中世に遡る焼土遺構あるいは焼土の二次的堆積である可能性がでてきました。
 今日も相変わらずの猛暑でしたが、午後2時過ぎには雲がでてき、案の定、3時過ぎには30分ほどの夕立に降られました。
 左写真は、その間狭いプレハブのなかで雨宿りをする学生アルバイトさん一同です。
左の写真は、本日排土中より表採された須恵器(すえき)坏蓋片です。器形の特徴は、以前検出された坏身とほぼ同様であり、古墳の時期を特定する大きな手がかりが得られたといえます。