8月10日(水) 中世面の拡張その2−墓域的様相へ−(調査11日目)
本日は、午前中から曇りがちの天気で、比較的作業のしやすい1日となりました。

左の写真は調査区を北から南へみた写真です。
 多くの調査区はブルーシートで覆われていますが、これは夏の強い日差しに晒されて、遺構面が乾燥してしまうのを防ぐためです。
 左の写真は遺構面を精査しているところです。覆いのついた帽子に長袖のシャツ、強い日差しに晒される夏の調査では必須アイテムです。
左の写真は、調査区南半の断ち割り部分から検出された鉄器片です。数pと非常に小さく、もともとどのような鉄器であるかは不明ですが、埴輪のみしか検出されていない層位からの出土であり、古墳に伴う副葬品の破片である可能性もあります。