8月11日(木) 中世面の拡張その3(調査12日目)
本日は、午前中から曇りで、作業しやすく土層も観察しやすいという好条件にめぐまれました。

左の写真は調査区南西部、旧3トレンチ(黒い矢印)南側に検出された落ち込み(赤い矢印)です。
 
時期および性格は不明ですが、落ち込みが形成された面を覆う明黄色層からは、伊万里焼が検出されていることから、江戸時代にさかのぼる落ち込みである可能性もあり、今後の検討課題となっています。
 昨日から、土層断面図の作成を開始しておいます。2名一組になり、土層の切り合い関係や土質を記録していく作業です。
 本日はあわせて、土層の写真も撮りました
 調査終了後は、調査に使ったさまざまな道具を明日の調査に備えて、整備、洗浄しなければなりません。