8月19日(金) 調査区中央の中世面精査(調査15日目)
本日は、午前中曇りでしたが昼からは晴天となり、やや写真撮影に苦慮しました。
 左の写真は調査区中央の攪乱を利用した先行断ち割り内の土層関係です。左側の緑ラインは近現代の攪乱で上の層から切り込まれており、右の赤いラインは暗褐色層と呼んでいる中世面を構成する層位です。
 しだいにたくさんの遺構がみつかってきており、昨日から平面図の作成に取りかかっています。
平面図を作成するためには、基準となる点を割り付ける必要があり、そのために左のような機械を用いて基準点を設定します。
本日は、調査開始から参加していた奈良大学の西本君の最後の調査参加日でしたので、調査の終了後記念撮影を行いました。左から3人目が西本君です。