10月11日(火) 雨天  (調査45日目)
 本日も雨天のため、雨水の排水作業のみしか
行うことがききませんでした。
 ただし、本日は雨天の間、調査地区の廻りを巡検し、その結果大きな成果が得られました。左の写真は、調査地点の北約200mにおいて、近隣の水利組合により設置されたお堂があり、そこには今回の調査で検出されたものと類似する五輪塔の水輪数十個、石仏、一石五輪塔などが集積され、お祀りされていました。

 お堂の横の石碑によれば、溜池造成と関連して、発見され、供養されたものであるとみられます。今後の検討が必要ですが、今回の調査成果である中世火葬墓群の広がりを考えるうえで重要な資料となりそうです。