10月25日(火) 埋め戻しにむけての最終作業  (調査57日目)
 本日は調査区の埋め戻しにむけて、残された
遺構の掘削と作図、写真撮影に取り組みました。


左の写真は調査区中央で検出されている
火葬墓2基です。手前のSK57については
4分の1を掘削した状況で、奥のSK59については
上面を検出した状況で調査をとどめ、
地中保存する予定です。



左の写真は旧4トレンチ西壁において
観察できる待兼山5号墳周溝埋土
の土層断面です。この地点ではわずかに
十数pしか周溝埋土は残っていませんが、
多数の埴輪片が観察できます。
左の写真は、調査区北西側の周溝で
あらたに検出された埴輪片の一群です。
馬形埴輪の胴部片らしきものが含まれており、
今後の検出状況が期待されます。