Q & A

 本プログラムに関するよくある質問事項を、Q&A方式で紹介します。本ページでも疑問が解決しない場合は、OVCプログラム事務局までお問い合わせください。

派遣前 派遣決定後 派遣期間中 派遣期間終了後


派遣前

1. 申請資格について

Q1-1:大阪大学文学研究科の博士後期課程出身で、現在は他の研究機関に所属しています。プログラムに申請できますか?
A:企業や学校、公的機関等に常勤職をお持ちの方の申請は受け付けておりません。他の機関に非常勤で勤務されている方は申請可能です。
Q1-2:大阪大学文学部・文学研究科に所属している留学生ですが、プログラムへの申請資格はありますか?
A:留学生の申請は可能です。
Q1-3:日本学術振興会特別研究員ですが、プログラムに応募できますか?
A:大阪大学文学研究科に在籍している日本学術振興会特別研究員の方であれば申請できます。
Q1-4:「個人リサーチ」型の募集対象者を教えてください。
A:大阪大学文学研究科博士後期課程の学生と、ポスドク(大阪大学文学研究科博士後期課程を修了もしくは単位修得退学して、現在他の研究機関等に正規の所属が無い方)、および大阪大学文学研究科の助教・講師の方が対象です。
Q1-5:「個人リサーチ」型で、博士後期課程の学生やポスドク・助教・講師が、同じ身分で複数回派遣されることはありますか。
A:「個人リサーチ」型では、同一の身分での複数回の派遣は行われていません。
Q1-6:「個人リサーチ」型で派遣された博士後期課程の学生が、修了もしくは単位修得退学してポスドクになった場合、「個人リサーチ」にポスドクとして再度申請できますか?
A:申請できます。審査の際には、大学院時代の「個人リサーチ」の成果も考慮の対象になります。
Q1-7:「横断的研究視察」や「共同プロジェクト」の派遣者が、「個人リサーチ」に申請することは可能でしょうか。
A:申請できます。

2. 派遣先および滞在期間について

Q2-1:複数の国で調査することはできますか?
A:本プログラムでは、1度の派遣で2ヵ国以上に滞在することは認められていません。(同一国の複数の都市に滞在することは可能です)。
Q2-2:「個人リサーチ」型の派遣期間を教えて下さい。
A:派遣期間は、大学院生が最長15日間、ポスドク・助教・講師が60日以上です(出発日と帰国日を含む)。なお、派遣期間の日当・宿泊費については、大学院生には最大15日分、ポスドク・助教・講師には一律60日分を支給します。
Q2-3:「個人リサーチ」型の派遣期間の延長や短縮は可能ですか?
A:日程の延長は大学院生、ポスドク・助教・講師ともに可能です。

 大学院生の場合:派遣期間を延長できます。ただし、日当・宿泊費の支給は申請時の派遣期間のみとします。(Q.5-2参照)。派遣期間を短縮する場合、日当・宿泊費は変更後の派遣期間にもとづいて支給されます。

 ポスドク・助教・講師は、派遣期間を延長・短縮できますが、派遣期間が60日未満になる場合、短縮は認められません。
Q2-4:「個人リサーチ」型の申請書に記載された派遣期間を、採用後に変更することは可能ですか?
A:海外出張届の提出前であれば、変更が認められる場合があります。また、航空運賃の都合により、本プログラム事務局が日程の変更をお願いする場合もあります。
Q2-5:派遣期間中に緊急の用事で一時帰国することはできますか?また、その場合派遣期間はどのようにカウントされますか?
A:予測できない事情(身内の不幸等)で一時帰国する必要が生じた場合、プログラム運営委員会の承認を得て帰国することができます。帰国が個人的な理由の場合、往復の航空運賃は派遣者個人の負担になります。なお、ポスドク・助教・講師の派遣者の場合、一時帰国の期間を除く60日以上の派遣期間を満了する必要があります。
Q2-6:大学院生の派遣期間が休学期間と重なる場合、どのような扱いになりますか?
A:休学中のプログラム派遣は可能ですが、休学後に必ず復学して、研究者を目指して研究を継続することを明らかにして頂く必要があります。

3. 募集期間・募集要項・申請書等について

Q3-1:「個人リサーチ」型と「横断的研究視察」型の募集はいつ行われますか?
A:「個人リサーチ」は、原則として年1回募集が行われます。採択者が定員に満たない場合は、追加募集が行われます。
 「横断的研究視察」型は、原則、派遣開始の約4ヵ月前に募集が行われます。いずれも、本プログラムのホームページやポスター等により募集案内します。
Q3-2:募集要項・申請書等の様式はどこで入手できますか?
A:本プログラムのダウンロードページからダウンロードできます。申請書の欄は適宜のばしてご利用下さい。
Q3-3:派遣先での語学の運用能力にかんして、TOEICやTOEFLのスコアなど語学力を証明する書類の提出が必要ですか?
A:とくに必要ありません。
Q3-4:派遣先研究機関や受入研究者と事前にコンタクトを取る必要がありますか?
A:申請書を提出する時点で派遣先研究機関および受入研究者とコンタクトが取れていることが望ましいです。また、採択された場合、受入を証明する書類(派遣先機関等とのメールのやり取りの写し等。派遣期間終了後の提出可)の提出が求められます。
Q3-5:派遣中または派遣後に研究成果の発表を行う必要があるとのことですが、派遣後に発表を行う場合、必ず国際学会や国際雑誌に発表しなければなりませんか?
A:国際学会での発表や国際雑誌への投稿が望ましいですが、国内の学会や雑誌に外国語で成果の発表を行っていただいても構いません。

派遣決定後

4. 本プログラムで支給される費用等にかんして

Q4-1:本プログラムで支給される費用の内訳を教えてください。
A:本プログラムでは、原則として日当・宿泊費と往復の航空運賃が支給されます。

 日当・宿泊費は、国立大学法人大阪大学旅費規則ならびにOVCプログラムの規定にもとづいて算出される金額を支給しています。

 航空運賃には「空港使用料」「出入国税」「燃料サーチャージ料」等が含まれていますが、旅行代理店の発券手数料は支給対象外です。

 なお、国内および派遣国内の移動にかかる公共交通機関等の旅費は支給の対象になりません。
Q4-2:「個人リサーチ」の航空券は事務局で手配してもらえますか?
A:「個人リサーチ」の航空券は、派遣者に各自手配して頂く事になっています。まずは、大学生協旅行部、民間旅行代理店、航空会社のHP等から見積りを3点取って、OVCプログラム事務局にお持ち下さい。

5. 派遣決定後の研究計画、派遣期間の変更等についてて

Q5-1:申請書に書かれている研究テーマを変更したいのですが、可能ですか?
A:申請書をもとに審査と合否判定が行われているため、研究テーマの変更は原則認められていません。
Q5-2:申請書に記入した派遣期間を延長したいのですが、可能でしょうか?
派遣期間の延長はできますが、大学院生については、日当・宿泊費の支給は申請書記載分の日数分となります(Q2-3参照)。

 また、申請者の個人的な都合による日程変更によって航空運賃が高騰する場合、申請時の派遣日程にもとづいた航空券の見積り額を超える金額は、日当・宿泊費から減額します。

派遣期間中

6. 派遣期間中に必要な手続きについて

Q6-1:派遣期間中に事務局と連絡を取る必要はありますか?
A:大学院生の場合は到着日と1週間目、および帰国前にプログラム事務局に、定期連絡を入れて下さい。派遣日程が3週間以上になる場合は、1週間ごとに定期連絡を入れて下さい。

 ポスドク・助教・講師の場合は、到着日および毎月1日と15日前後に事務局に定期連絡を入れて下さい。
Q6-2:派遣開始以降に、日程の延長・短縮は可能ですか?
A:派遣開始以降の日程の延長・短縮は原則認められていません。やむを得ない事情の場合は、プログラム事務局にご連絡下さい。やむを得ず日程を短縮して帰国する場合、滞在しなかった期間の日当・宿泊費は後日返還して頂きます。
Q6-3:派遣期間中に、別の国で行われる学会に出席するために出国することはできますか?
A:派遣期間中に、他の用務で派遣国以外の第三国に出国することは認められていません。

派遣期間終了後

7. 派遣期間終了後の事務手続きについて

Q7-1:帰国後に、航空券の半券の提出が必要とのことですが、航空券がEチケットで、航空会社のサイトからオンラインでチェックインを行った場合はどうすればよいですか?
A:空港でチェックインの手続きを行わなかった等の理由で、航空券の半券を提出できない場合は、空港で手荷物を預ける際にEチケットレシートにクレームタグが貼られるので、タグがついた状態のEチケットレシートを提出して下さい。

 クレームタグが貼られていなかったり、紛失したりした場合は、別途航空会社に搭乗証明の発行を依頼して、事務局に提出して下さい。
Q7-3:受入研究機関の受入証明が必要とのことですが、どのようなものを提出すればよいですか?
A:受入研究機関の関係者とやり取りしたメールの控え、図書館や美術館・博物館を利用した場合は、担当職員とのメールのやり取りもしくは入館証のコピーを提出して下さい。

8. 「派遣研究報告書」および「派遣先機関等利用マニュアル」について

Q8-1:非公開のアーカイヴズで特別に許可を取って資料調査をおこなった場合も、「派遣先機関等利用マニュアル」を作成する必要がありますか?
A:非公開のアーカイヴズ等で研究を行った場合も、マニュアルを作成して事務局に提出して下さい。HP掲載に関しては、事務局にご相談下さい。