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AAWHの設立にあたって
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入会の案内


AAWH設立会議(2008年5月)
第1回国際会議(2009年5月)


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アジア世界史学会・設立のお知らせ

皆様お元気でご活躍のことと存じます。

さて、2008年5月4日に中国の南開大学(天津)において、アジア6ヵ国およびアメリカ合衆国の世界史研究者が集まり、上記の学会を設立いたしました。アジアからは、韓国、中国、シンガポール、マレーシア、インド、そして日本から研究者が集まって設立会議を開き、同学会を設立したものです。日本からは大阪大学の秋田茂と、法政大学の南塚信吾が出席いたしました。

1980年代以後、世界史への関心は欧米のみならず、アジア諸国でも確実に高まりつつあります。そういう中で、アジア諸国における世界史の教育・研究を比較し、アジアの視点から世界史像の構築に貢献するために、アジアを舞台に世界史を考える人々が相互に協力しあう必要が痛感されてきました。そういうことを背景として、数年にわたる準備ののちに本学会は設立されました。組織的には、アメリカを中心に活動しているWorld History Associationや、ヨーロッパで活動しているEuropean Network in Universal and Global History、まもなくできるInternational Network of World History Organizations、やがてできるであろうAfrican Association of World Historiansなどとの連携を念頭に置いています。

本学会の目的は、アジアの観点から世界史を研究・教育する個人や機関のネットワークの基盤となり、世界史、グローバル・ヒストリーを促進することにあります。決して、アジア史だけの研究・教育のための学会ではありません。ですから、メンバーとしては、

  1. アジアにおいて、一国史を超えて、世界史やグローバル・ヒストリーを展望しつつ研究・教育に携わっている人々や機関
  2. アジア以外においても、アジアをフィールドとしつつ、そこから世界史やグローバル・ヒストリーを考えている人々や機関

を想定しています。

本学会は当面は、暫定的な体制として出発しています。5月の設立会議において、別紙のような暫定的な「規約」が作られました。そして、事務局は大阪大学に置かれることになり、事務局長には秋田茂が就任することになりました。また暫定的な評議会として、5名の評議員が選ばれ、内1名が暫定会長となることになり、南塚信吾が選出されました。

今年度は内外において会員を集め、来年2009年の5月29日(金)─31日(日)に大阪大学中之島センターで設立総会と第1回の国際会議を開く予定にしています。5月29日に開かれる総会で「規約」を採択し、新執行部を選出して、本格的に発足することになります。

大会については、事務局において鋭意準備を進めていて、2008年7月末に報告者と題目の募集を行う予定になっています。共通テーマとして、「世界史研究と世界史教育」World History Studies and World History Educationsを掲げ、第1日目の2009年5月29日には、日本とアジアを代表する3名の世界史家(木畑洋一、小谷汪之、アンソニー・リードの三氏)による基調講演を、最終日の5月31日には、世界史教育の現状と展望をめぐる比較国際シンポジウムEducations of World History: A Comparative Perspectiveを企画しております。

つきましては、上記の趣旨にご賛同いただけるみなさまに積極的に会員となっていただきたく、ご連絡申し上げるしだいです。会員となっていただける個人や機関は、本ホームページの《入会の案内》により、会員登録をお願いいたします。なお初年度(2009年5月まで)は会費をいただかないで出発することになっています。

一人でも多くの方に会員になっていただけますよう、心よりお願い申し上げます。

2008年6月吉日


南塚信吾(AAWH会長・法政大学国際文化学部)
秋田 茂(AAWH事務局長・大阪大学大学院文学研究科)