アイルランドのカウンティ・ウィックロウにあるOvoca川に地名は由来する。1836年にトマス・ミッチェルが名づけた。1846年にスクオッターによる入植が始まった。1852年に町の東3.2キロの地点で金の地層が発見された。この発見によってアヴォウカ周辺には6,000人近い金鉱夫が集まった。かつては先住民Djadjawurungの居住地であった。ゴールドラッシュの繁栄期にバンク・オヴ・ヴィクトリア(1854)、公立学校(1857)、裁判所(1859)、刑務所(1867)が建設された。1876年にヴィクトリアのメアリバラと鉄道で結ばれる。アヴォウカ川で1853年に金の地層が発見され、巨大な浚渫船が1940年代から金が取り尽くされる1957年まで活躍した。しかし、1870年代以降は、基本的に農業地帯のサーヴィス・センターとなった。町の通りの幅はかつての繁栄期をしのばせる大きさを持っている。

　藤川隆男1202