フロウム湖とトレンズ湖の間、フリンダーズ山脈にある町。1859年にここで銅の鉱脈を発見した、トマス・ブリンマンに因んで命名された。白人の入植以前はアドニャマダナのアボリジナルの居住地であった。1862年から銅の採掘が始まり生産拠点であり、4つの精錬所が建造され、1918年まで操業した。1864年にタウンが設立され、鉱山に近いブリンマン・ノースは1867年にタウンとなった。ブリンマン・ノースは繁栄し、人口は約1,000人に達した。1862年頃に建築された鉱夫の家屋が今も現存している。ブリンマン・ノース・ホテルは1869年に建造され、その一部は今も残っている。また、現在の警察署は1874年に建築された。

　津田博司・藤川隆男0403