オーストラリア辞典
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Bothwell

ボスウェル


タスマニア中央部、ホバートの北西73キロに位置する。
人口:356(1996)、369(1986)、356(1981)、293(1966)、755(1911)、454(1881)。


 町の名前は、アーサー副総督によって1824年に町が測量されたときに、スコットランドのラナークシアにあるボスウェルから名づけられた。レイコック陸軍中尉Laycockは、1806‐07年にかけて行ったポート・ダルリンプルからホバートへの旅の間に、現在の町の近くで野営した。1821年に初めてヨーロッパ人が入植し、ソープ製粉所が開設された。製粉所は1890年代まで作動しており、1975-77年に復元された。1824年に町の測量が行われ、1829年にカースル・インが建てられた。オーストラリアで2番目に古いプレスビタリアン教会である、聖ルーク教会は1828-31年に建てられた。1820年代にオーストラリアで初めてゴルフが行われたのは、アレクサンダー・リードの農場Rathoである。これらは町に対するスコットランドの影響を物語る例である。ウェントワース・ハウスは、陸軍少佐のダーシー・ウェントワースD'Arcy Wentworthのために1833年に建てられた。文学協会の建物は、1837年にタスマニアで初めて設置された公立図書館の敷地に建てられ、現在は自治体のオフィスになっている。タウンになったのは、1866年である。上記のような建築物を含め、町にはナショナル・トラスト指定の建物が18ある。

 クライド川Clydeの川岸にある歴史的に有名な美しい町であり、オーストラレイジア・ゴルフ博物館がある。釣り、ゴルフ、ハングライダー、水泳、テニスが楽しめる。

 田中沙依1001