1908年8月27日にニューサウスウェールズのクータマンドラで生まれる。バウラルの中学校Bowral Intermediate High Schoolで学ぶ。1927年にニューサウスウェールズ代表としてデビューした。シェフィールド・シールズやテストマッチに数多く出場し、1936年から1948年までオーストラリア・チームのキャプテンを務めた。シェフィールド・シールドで合計8,926ラン、平均110ラン、テストマッチで合計6,996ラン、平均99,9ラン、すべての第1級クリケット試合で合計28,067ラン、平均95ランという超人的な記録を残す偉大な選手であった。1960-1963年、1969-1972年に、国際クリケットのオーストラリア管理委員会の議長を務めた。また、株や証券の取引人でもあった。著書に、Farewell to Cricket（1950）、How to Play Cricket（1955）、The Art of Cricket（1958）がある。ちなみに、1試合で100ラン以上の得点をあげることをセンチュリーと呼び、特筆すべきプレイとして賞賛される。

　松本圭一0501