地名はアボリジナルの、カエルあるいはワライカワセミを意味する言葉に由来するとされる。かつてはGundungurraのアボリジナルの居住地であった。この地域は1815年に測量官ジョージ・エヴァンズが探検し、1829年にトマス・アイスリーに土地が無償交付された。1839年に町は布告され、広大なアイスリーの農場のサーヴィス・センターとして発展した。1849年に完成したセント・ポールズ・アングリカン教会は、ブルー・マウンテンズの西で2番目に聖別された教会である。ゴールドラッシュで発展し、1863年にはオーストラリアで最初の白昼の銀行強盗が、ブッシュレンジャー、ベン・ホールの仲間であったジョン・ギルバートとジョン・オウマリーによって行われた。1874年に鉄道が開通したブレイニーに抜かれるまでは、ブルー・マウンテンズの西部の地域では第2の規模の町であった。1878年自治体となり、1935年に郡に統合されている。1888年に鉄道が開通した。19世紀の多くの建物が残っているので、ナショナル・トラストはこの町を歴史的な町として登録している。

　藤川隆男0103