1770年に、キャプテン・ジェームズ・クックが、クリーヴランド公爵にちなんで、同名の岬と湾を命名した。白人の入植以前は、ヤーガラYagara(Yuggera)あるいはガビーガビーGabi-Gabi(Gubbi Gubbi)のアボリジナルの居住地であった。1840年代にモートン・ベイ地区の中心となるためブリスベンと競ったが、港町には不適当であった。1850年にタウンとして公示された。1853年には裁判所が建てられた。これは現在まで残り、レストランになっている。北にあるオーミストン・ハウスはオーミストン近郊で砂糖産業を創始したキャプテン・ルイス・ホープによって1862年に建てられた。彼によって1864年にクィーンズ・ランド最初のサトウキビ加工場が設立されたが、1867年には閉鎖された。1864年から1865年にかけて木製の灯台が建設された。現在、町はブリズベンの郊外の1つになっている。

　美谷吉孝・藤川隆男0603