地名はアボリジナルに由来するが、意味は不明である。「汚物に満ちた」という言葉に由来するという説もある。白人の入植以前はカミラロイ、あるいはWailwanの居住地であったと思われる。1818年、測量長官ジョン・オクスリーがここに到達し、1840年にはKoonamble牧場が設置され、牧童たちのキャンプ地、水の補給地となった。1855年にはカースルレイ川の両岸が将来の町の予定地として確保され、1859年に測量が行われた。1869年に最初の公立学校が開設し、警察署が翌年設置された。1880年自治体となり、83年にカースルレイ川を渡る橋が建設された。1903年にはダボウと鉄道で結ばれた。1894年にはダーリング川の南で最初の掘り抜き井戸が掘られた。1929年の大火はカースルレイ・ストリートのほとんどの家を焼きつくした。現在は周辺の牧畜地域のサーヴィス・センターとなっている。

　藤川隆男0203