この土地では、1826年に政府による無償での払い下げを受けたイギリスの企業、ヴァンディーメンズランド・エスタブリッシュメントが、1856年に土地が分割されるまで開発をおこなった。白人による入植以前は、おそらくTyerrernotepannerと呼ばれる先住民が居住していた。この払い下げを受けた土地の名が地名となった。1820年代から小麦栽培が行われた。クレッシー・ホテルが1845年に開業した。1855年頃から町は会社の本拠の近くに形成された。政府による研究農場が1937年に作られた。1974年にはロングフォド=クレッシー灌漑計画が開始された。町の近くには1820年代から30年代の古い家屋が保存されている。

　渡部滋之・藤川隆男0203