英国ウスターシアにある教区に名前は由来する。1852年にはアボリジナルの言葉ジャムクラから由来したといわれるジム・クロウ金鉱Jim Crow Diggingsで知られていた。かつてこの地域にはワタワルング、あるいはウェンバ・ウェンバのアボリジナルが居住していた。1837年にヨーロッパ人により入植され、1851年に金が発見された結果、地域の人口は増大した。1850年代から60年代にかけては、多くのスイス系イタリア人が多く住んでいた。1854年に町は測量され、1859年にバラとなり、1861年にはタウンとなった。この頃、約800人の中国人がおり、中国寺院も存在した。小麦製粉工場が1863年にオープンした。1863年に裁判所、1867年に郵便局、1882年にタウン・ホールが建てられた。1890年に鉱山の学校が開かれる。1891年にはガス製造工場が設立された。この地域には、1850年以来鉱水が瓶詰めにされているヘプバーン・スプリングズを含めて、オーストラリアの天然鉱水の85％が存在するという。1859年にはヘプバーン・スプリングズにマカロニ工場が建てられた。現在は鉱泉を利用した保養地として知られている。

　見国祐也・藤川隆男0203