1836年、最初のタスマニア測量長官G.W.エヴァンズにちなんで名づけられた。かつては先住民のTyerrernotepannerの居住地であった。もとの名前はコリンズ・ヒル Collins Hill であり、モーヴェン Morven 村が1809年に、現在の町の南東に設立された。1811年と1821年にはマクウォリー総督がこの地域を訪れている。ノーフォーク島からの入植者がこの地方の土地を占有した1816年に、自由土地保有が始まった。1829年にタウンが設立され、ロンセストンへの給水事業のための流刑囚キャンプの周りに定住地が成長していった。現在は工芸店になっている、愛国者ウィリアム4世インが1832年に開業し、後にタスマニア州首相となるアルバート・ソロモンの父、ジョゼフ・ソロモンの店が1836年に建てられた。1876年には、ここで島南北と東西を結ぶ鉄道が交差するようになった。多くの建築がRNEやナショナル・トラストに登録されており、聖アンドルーズ教会やクラレンドン・アームズ・ホテルなどの建物が残っている。近くのナイルNileの村には、ジョージアン・スタイルのクラレンドン・ハウスClarendon House(1836)がある。

　石光崇昭・藤川隆男0103