地名は、辺りで羊の群れに雷が落ちたことに由来すると言われる。貴重な高品質のブラック・オパールの産出で有名である。白人の入植以前はカミラロイのアボリジナルの居住地であった。チャールズ・ネトルトンCharles Nettletonが1902年にオパールを発見し、1903年に本格的な開発が始まった。オパールの商業的な生産開始は1905年に開始された。1912年にパブリック・スクールが作られたが、電力の供給は1962年まで存在せず、医師の常駐もようやく1977年から始まった。1969年に新しいオパールの鉱脈が発見された。オパールの採鉱は商業的に重要だが、観光客による運試しの採掘の場としても知られている。年間約8万人の観光客が訪れる。鉱山のツアーや温泉などを楽しむことができる。

　真木朋子・藤川隆男0403