オーストラリア辞典
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Meekatharra

ミーカサラ


西オーストラリア中央部、ビルハラ地方、パースの北765キロに位置する。
人口:1,270(1996)、989(1981)、524(1947)、1,220(1911)。


 地名はアボリジナルの言葉で「水のない地」、という意味だとされている。現在、同地の周辺で羊と牛の放牧が行われており、古い金山の跡がそのまま残されている。先住民のWajarriの居住地であった。タウンは1890年代後半に、金採掘の中心地としてはじまり、1903年にタウンとして公示された。同年ジェラルトンから鉄道が開通したが、1978年に廃線となった。航空医療サーヴィスの基地が第2次世界大戦中に作られた。現在もフライング・ドクターの拠点であり、航空学校も設置されている。1982年には太陽光ディーゼル発電所が開設されたが、これは南半球で最初の太陽エネルギーを利用した商業用発電所であった。

 藤川隆男0303